最近、インドでも料理をしない方が多いらしいです。
上流階級の女性達はメイドさんに囲まれているので、もともと滅多に料理をしない（自分は監督＝メイドにやらせる）のが普通ですが、中流階級でも教育を受けた女性が職業を持つことが当たり前になってきたので、家事に時間を割けなくなったのが理由のようです。
と、いうのは一種の言い訳。かも。
日本でもどこの国でもそうですが、もともと料理が好きでない人は、仕事を理由に手を抜くのです。
ちょっと前から大活躍なのが圧力鍋。光熱費を抑えられるし時短クッキングで一石二鳥。
最近では更に先を行って、レトルトカリーやお惣菜コーナーが大人気。働く女性には作るより買う方が簡単な話です。その気持ち、凄くよく解る！？私も日常家事の負担は極力減らしたい。
何事も、向き不向きがあります。家事全般の中でも得意不得意があります。料理が嫌な人、掃除洗濯が嫌な人、などなど。専業主婦（＝家事専業人）でなく外で働いていれば、買うなり人を雇うなり、何とかなりますからね。日常はそうしてこなしていくものなのでしょう。
それに対して、外国の料理は一種のエンタメ。インド料理が好きな日本人にとってインド料理は美味しいし楽しいから作るものですよね。普段の食事に必要ないけど、面白いから作る。ならば、私達はカリーを煮るのに圧力鍋を使ってはいけないと思うのです。手間のかかる本来的なインド料理を求めるならば。できる限り、何時間も弱火でじっくり煮込む、を再現してみましょう。
ところで、私の圧力鍋が壊れました。
ひよこ豆など煮るのに使っていたのです。缶詰より乾豆を水で戻して煮た方が美味しい。しかし、その圧力ちゃんが壊れた。悲しい。。2005年から使っていたから。
光陰矢の如し。時が経つのはあまりにも早くて、気持ちがついていけませんね。
2013年度から基本クラスのメニューを一部変えます。
よろしく〜

皆様、、旭日旗ってご存知ですか？日の丸に光がさしている様子の赤と白の旗のことです。
来月、メキシコの友人夫婦宅へ遊びに行く予定の姉が、お土産に頼まれたらしいのです。旦那さんの方のメキシコ人に。旭日旗のステッカーが欲しいそうで。車に貼りたいらしいです。日の丸には飽きたみたいで。
このメキシコ人夫婦は複数回来日している大の日本好き。しかも日本通。いつも不思議なものを欲しがります。しかし、kyokujituki。日本の海軍の旗（？）だと言うから。日本に海軍はないだろ、と思いながらも。とりあえず、ネットで調べました。
自衛官のM君がまだうちに在籍してれば話が早かったかもしれないね。年末に西に移動しちゃったからね。我ら一般人は知らない世界がいっぱいあるのよ。
日の丸（日章旗）は当然知ってますが、旭日旗のことはよく知らなかったです。あ、ちなみに「きょくじつき」って読みますのよ。
戦前が舞台の映画なんかによく登場してますから、てっきり昔のものかと思っていたのですが。または右翼の街宣車に貼ってあるようなイメージでしたが。。
実は！海上自衛隊の旗なんですね。現役の。世界には各国固有の海軍専用の旗があって、それを掲げない武装艦は海賊だと思われるんですって。
はい、ガッテン。だから日本の海軍の旗。というリクエストだったのね。でも、海上自衛隊は海軍じゃありませんから。自・衛・隊という微妙な日本語訳を無視しないでよね〜
self defenceって部分が重要なんだから〜
詭弁を弄していると、知り合いの中国人に言われたことがあります。確かに。でも、現代の日本人は真実をオブラートに包むのが好きなのよ。苦い薬も飲み易く。
ほっといてよ。
上の親日メキシコ人夫婦、日本が大好きに対してアメリカ大嫌い。これまた、すっごい嫌っているのです。過去に侵略したのはスペインなのにねぇ。
だから。今回はたまたまかもしれませんが。時々、その視点から日本の歴史を見ている気がします。「日本人は偉いね、アメリカにあんなにボコボコにされたのに立派に復活して」と。本気で褒めてたし。
実は、インド方面でも同じ傾向があります。
インドに行くと第二次世界大戦の話題を持ち出す人、意外と多いのです。
2011年に行ったスリランカでは、現地人ガイドに「第二次世界大戦の頃、もっとうまくやれば日本は世界最強になれたのに。残念だよ」と言われました。「は？」当時からアメリカとは国力違いすぎましたけど。。。
2009年のダッカでも、友人の祖父に「何故日本はアメリカの味方なんだ？」とせまられ。「は？」同盟国なんですけど。。
2007年のデリーでも「インドは第二次世界大戦の時から日本の味方だ。白人達におもねることはない」と言われました。「は？」意味が分からないんですけど。。もしかして東京裁判のこと！？
そんな感じです。
だから、メキシコ人が旭日旗のステッカーを車に貼りたいと言っても驚くことはないのでしょう。変化球みたいなものだろう。
しかし、みんな一体いつの話してるのよね？
第二次世界大戦なんて、70年も前ですよ。私達の世代からすれば、もはや時代劇みたいなもの。その時のアレがどうしたコレがどうしたとか。夢か幻の話です。
当時の功・罪を現役の私達に当てはめようとするのは無理があるのです。功も罪も、我らの世代には心情的に無関係の話。ただの歴史です。
それを外国には知ってほしいですよね。日本に変なロマンを抱くのも、憎しみを抱くのも、無駄だから。
日本を含め各国は、とりあえず自分の国を良くすべく努力すべしと思います。名指ししたくないけど、特にインド！問題は山積みですよ〜
追記：なんと件のステッカーはアマゾンで500円で売っているそうです！

ラジャースターン州の州都ジャイプールでは可愛い象さんに乗れます♪
ほら、楽しそうでしょう？これは2007年の写真ですね。
歴史的建造物であるアンベール城までは坂道を象さんに乗って行くのがお約束。
昔は4人まで乗れて、しかも午後も運行していたのですが。ちょっと悲惨な事件、というか事故がありましてね。今は一頭につきお客さんは2人まで。しかも午前中の一番早い時間に行かないと乗れません。凄い行列ができているんですよ。
どんな事故か知りたいですか？またイメージ悪くなるから教えたくないんだけど。話題ふった以上は事実を伝えます。
人間に酷使されて疲れた象が、ある日キレて、外国人観光客を振り落として踏み殺してしまったのです。それ以来、動物保護の観点から現在のような運行状況に見直しがされました。
見直し後に乗って良かった。。。と思った記憶あり。
リスキーだわね。リスキーと言えば、私の過去のインドの訪問先が次々とテロの標的になってましてね。
このジャイプールのバザールは後に自爆テロが起きました。皆様の記憶にあるか不明ですが、日本人も巻き込まれたムンバイの同時多発テロでホテル襲撃事件の現場は、私が以前宿泊したホテルだったしね。あの歴史的なタージマハルホテルが惨劇の現場になるとは。。。実行犯はパキスタンのムスリム過激派でした。
理由は様々ですが、インドは本当にテロが多いんですよ！ご存じないかもしれないけど。。
北アフリカのテロ以来、周囲が敏感になってしまって。
私のインド方面の旅の友が、「テロにあって帰国できない夢を見た」とメールしてきました。不吉な。。
あのアルジェリアの事件で、こちらに矛先が向いてきましたよ。ただでさえレイプ事件が日本でも大きく報道されてしまったから、イメージダウンだし。
さてさて、どうにかして行きたい場所だけは行ってこなくては。世界の状況がもっと悪くなる前に。
まだインドは大丈夫だと思います。思いたい。
周囲は私にヨーロッパしか行かない方がいいと思っているみたいですが。周到に計画を練るからさ〜
写真から伝わるでしょう。インドはエキサイティングな旅先なんですよ。ウダイプルとジャイサルメールにも行きたいし、グジャラートも行きたいんですよ。パキスタンとの国境エリアに行きたい。できればインダス文明発祥地のパキスタンに行きたい。
平和な世界になるように神様にお祈りしよう。

私が10代の頃から参考図書としているのが鳥居千代香氏のインド関連の訳書です。
主な訳書として「インド女性問題とジェンダー」「インド盗賊の女王プーランデヴィの真実」「焼かれる花嫁」「寺院の売春婦」「ダウリーと闘い続けて」など。その他多数出版されています。タイトルから分かるように、インド女性問題の専門家です。
お正月の間に2012年に発行された最新刊を読みました。その名も「インド姿を消す娘たちを探して」
ジェンダーはインドの核心的社会問題なのです。
この本を読めば、インドの真の姿の一部が垣間見れます。最近ようやく日本でも報道された、インドで頻発するレイプ事件という犯罪の原因も、ここにあると言われています。
なぜインドではレイプが日常茶飯事なのかって！？
つまりですね、インドでは伝統的に女児殺しをしているのです。貧しい人々は生まれてから殺し、豊かな人々は妊娠検査後に中絶。どちらも現代インドの法律では当然禁じられています。ただ、守る人が少ないだけ。
そうやって多くの家庭が男子しか望まない結果、現在、インドの各州で男女比が不釣り合いなのです。女の数が圧倒的に足りないのです。
男1000に対して女800以下、とか。自然の法則では男子の方が多く生まれるものです。
その結果は、、怖いですよ。リポートによれば、例えば5人兄弟の長兄の妻が以下4人の裏妻に利用されている、とかね。それを拒否した妻が殺される事件なども起きています。女の人が旦那やその家族に殺されるケースがとんでもなく多いのです。ダウリー問題など様々な理由があるのですが。。
ちなみにダウリーというのは持参金のことです。花嫁が持っていかなければならない財産です、これが少ないと殺されたりすることもあるくらい、結婚にはマストなものです。だから、ダウリーが必要な女子は不要、男子なら財産が増えるという考え方です。
しかし、妙齢の女子が減ったら、男余りになるのは当然なのですけどね！
それでも、目先のことしか考えない傾向にあるインド人はこの悪習をやめようとはしないのです。
現代の日本人には馴染まない感覚なのですが、現実です。これはインド人女性ジャーナリストによる細かい取材に基づく告発本です。
ギーターさんというこの女性ジャーナリストは進歩的な上流階級出身ですが、自国内にあるこの種の問題を直視するのは辛かったと思います。
というのも、インドのジェンダー系社会問題は欧米の社会学者などが問題視して告発的なリポートや著作を出したりすることは多いのですが、インド人自らが切り込むというのは珍しい。インドの場合、エリートでも自国の問題は隠すことが普通なので。
インドにはもうカーストなんかないよ、大げさな情報が海外に伝わっているよ、と15歳の私に告げたデリー出身のニハリカは、親の決めた婚約者とは結婚せず、アメリカでアメリカ人と結婚してインドを去りました。ジャーナリストの友達のムニマは親の決めた婚約者と結婚し、この国には多くの問題がある、でも私はこの国が良くなるようにしていきたい、と抽象的に語りました。でも、その彼女でも実際にどんな問題があるかは、具体的なことは言わないのです。
だから、私はこのような本を通してしか、インドの負の情報を取ることはできません。
インドには2種類のエリートがいると言われています。一人は旧態依然とした祖国を嫌い脱出する人、もう一人は祖国に留まって発展や改善に寄与したいと望む人。よく考えれば、上の2人はその典型なのです。
もちろん、全ての人々が女児を間引くわけではないです。先進国同様、男女平等の感覚の人々もいるのです。一方で、欲得や習慣に縛られた人々もいるのです。
教育のあるなしや階級は関係なく、男子だけを強烈に欲しがる人々というのがいます。そういう場合、女性自身が女性蔑視をしているので、悪いスパイラルにはまってしまいます。
悪い人と良い人、進歩的な人と非進歩的な人が混在するのがインドなのですが、悪い人や非進歩的な人々が仕出かした結果を、良い人や進歩的な人々が心痛め反省するという状況です。
なんか、、どうしようもない感じ。。
私は発展著しく進化したインドだけを見たいのだけど。こういう古き悪き習慣や倫理に外れた現実が、インドでは壮絶な社会問題を生んでいるのです。それが、ニュースや本を通じて耳に目に入ってしまいます。残念。
皆様に、そういう部分を教えなければならないのも残念。素敵な遺跡や文化やゴージャスな世界だけを知らせたいのだけど。それをやったら、私もインド人になっちゃうからな。
「インドを知る人間はインドを残念に思う人間と紙一重」と私が言う理由が、少しはお分かりいただけるでしょうか。
最近の結論。日本人はインドには近づきすぎない方がいいかも。神秘の国、カレーの国、親日の国、くらいがちょうど良いですね。
私もあまり深刻になるのは止めよう。
あ、ちなみに、ギーターという名前は「詩」という意味があるんですよ。ロマンチックなお名前ですね♪

最近特に、インド関連情報にアンテナを張っています。が、インド情報に関して日本のマスメディアは全くの役立たず。ネットでしか情報が取れないのが実情です。それだけ日本においてインドという国は、注目度が低いということでしょう。
ようやく本日、某保守系新聞社の朝刊で、小さな枠でインド女性の性的被害の深刻さに関して取り上げていました。良い印象の記事ではないです。最悪な事件に関しての報道なので当然なのですが。
インドは昔から主に下層階級女子に対してのレイプ犯罪が酷くて、ついには女子大生への集団強姦殺人が起きてしまって、社会問題化してしまったのです。何故日本のメディアは「強姦」を「暴行」と表現するのでしょうか？今朝の朝刊でも暴行事件になっていて、詳細を知らない読者にとって分かりにくい表現じゃないですか？惨い真実を和らげたい気持ちの表れですかね？
被害を受けた女子大生はシンガポールでの集中治療も虚しく、遺体となってデリーに戻ってきました。シン首相が空港で出迎えたのは、この事件が社会に巻き起こした問題の大きさを表しています。
悪い言い方をすると、レイプはインドの犯罪のお家芸みたいなものだから、若い単身の女性旅行者が最も被害にあう確率が高い犯罪です。プラス強盗、です。ガイドも車も雇わない場合、十分に気を付けて？一人旅行しましょうね。
ちなみに、インド政府の発表はデタラメです。インド第一の商業都市ムンバイの犯罪発生率は東京より低いのです。警察発表によれば。あり得ないでしょ！？
現地の警察ほど怖いものはなくて、犯罪の二次被害の確率も低くはなく、その仕事ぶりは推して知るべし。でも、公式見解はそういうことになってます。
統計通りなはずもなく、インドではテロも含め、社会情勢や治安の悪さが時に海外通信で流れてきます。
こんな報道ばかりだから、一般的に日本におけるインドのイメージは悪いですね。「え、そうなの〜？」なんてとぼけたって駄目よ、私達インド好きからすればキツイ事実だけど、一般人のインドに対するイメージは悪いです。治安、衛生、様々な面で。唯一、そのキャラクターに関しては、中国人より日本に優しいんじゃないかという期待がある分だけ、ちょっと好感度あるかしら、という程度でしょうか。
残念ながら悪いイメージを覆すほどの新事実もないし。
治安も衛生も×、頼みのキャラクターは隣国と比べても相当に強烈だし、一般の日本人はそのまま知らず好印象のままいて欲しいくらいです。
なのに、私がインドを好きな理由は、その多様な煌めく文化力です。インド料理は代表的なものとして、様々なジャンルで興味深い発見があります。中国同様に４大文明発祥の地であることを感じ入る国。お釈迦様もこの国から来たのです。
極彩色の派手でゴージャスなイメージ、が私の中では強いです。インドにはそういう面が確かに多くあるのです。私はそちらに惹かれます。
ですから、バックパッカー的な貧乏旅行をする日本人には共感できません。インドに失礼だとさえ思います。貧乏ごっこがしたいなら、ア○リカに行けば？と毒を吐きたくなります。これまたア○リカに失礼な話ですが。すみません。。
現地人の階級や多様性を鑑みても、日本人はうかつなことをしてはいけないと思います。もっと理解を深めなければ、危険だとさえ思います。
映画館でも座る席が階級で分かれている国で、外国人はフリーパスといえど、どこにいたいか、どこにいるか、誰といるか、で、インドの中でも観る世界や知る世界が変わってしまうのです。
相変わらず訳が分からないです。我が人生で初めてインド人と出会ってからちょうど２０年経過、今でも意味不明な国です。そこがいいんだけど。
日本の皆様には、せめてインド料理を気に入っていただきたいです。カレーですけどね。でも、いわゆる日本のカレーじゃないんですよ。インド料理はカレーじゃなくてスパイス料理なんですよ。って、いくら文字で説明しても、しょうがないから、お教室にきてみてね。
お教室メンバーの情報によれば、世間ではインドカリーを食べる会をやっているのですってね？日本のインド料理レストランなどが集まって開催しているとか。
私はインド料理を食べたくなったらインドに行きますので、日本のインド料理屋さんとは縁遠いのです。若干、不信感を持っているところがあるので。
しかし、なるほど。ついにインスピレーションがおりてきました。食べる会というのもいいかも！いわゆる試食会ですね！うちでもやってみようっと。
以上、私の趣味により。優雅なパーティー形式で開催したいと思いますが。いかがでしょうか。
興味のある方はお申込みくださいませ。
来年もよろしくお願いしま〜す(^o^)/

選挙終了、驚きましたね〜
「美しい国」が復活ですよ。まさに奇跡の国ジパングだわ、これから黄金ザクザクに相違ない！
戯言はさておき、安倍晋三氏の「美しい国へ」は、私の中でずーーっと印象に残っている本です。しかもインドがらみでね。
この著作が上梓されたちょうどその頃、2007年くらいでしたか、私はインドを旅行したのです。ええ、はっきり覚えていますとも。成田空港の書店で、安倍総裁の写真つきで平積みにされた「美しい国へ」を、冷ややかな視線で見やり、「なんってセンスがないタイトル！」と。馬鹿にしたように言った記憶あり。
この時は10日間くらい北インドを旅行して、あまりにも壮絶な旅行すぎて、ボロ雑巾のようになって帰ってきました。インドは1週間を超えて滞在するとリスクが高くなると学びましたね。常に非常に気を付けている私が、何かの食物に当たっちゃったんだから。同行者全員、一日半の間、夜間も苦しみました。心当たりは5つ星ホテルのメインダイニングのターリのサブジ。あれ、もしかしたら腐ってたかもしれないぃぃ〜と。スパイスで隠された恐ろしい悲劇。
日中の不衛生なインドの街に耐えうる力を夜間に養うために、高級ホテルに泊まるように心掛けている私でしたが、インドでは5つ星といえども心を許してはならぬと、悟った旅でした。
デリーの街の汚さ、空気の悪さ、ゴミ集積所に集う枯れ枝のような人々の群れ、観光者の車に群がる物乞いの数、野良ウシによる渋滞など、凄まじい世界から辟易とした思いで飛行機に乗り、よりによってその時はエアインディアで、成田空港までは一時も心休まらず帰国した旅でした。飛行機は、日系か信頼できる先進国のエアラインに限りますね。せめて飛行機だけは。
で、すっかり疲れ切って、転がるようにエアポートリムジンに乗り込み、グタッと。スムーズに走る車窓から日本を眺める。目の前にいた2人の外国人、立ち上がって街の写真とってましたよ。その気持ち、物凄く分かる。初めて、解った！
おおっ、何てきれいな道路〜！びゅーてぃふぉーな街！チリ1つ落ちていない！訳のわからない渋滞もない！空気が澄んでいる！整然としている！クラクションの音がしない！ここは美しい国だ・・・
安倍さんゴメンナサイ、あのタイトルは間違いじゃない、日本は本当にキレイな国です。日本を出る前には忘れていたらしい。アナタのセンスって抜群。。。
と、深く反省。その後、ちゃんと著作も読みましたよ。
このように、日本を出れば、日本に対する文句が減ります。発展途上国に行ってみなはれ。インドあたり行けば、自分が日本人であることに心から感謝すること請け合い。
ところで、そのインドに何故また行くんだ？と言われそうですが、来年はムンバイに行きます。インド第一の商業都市ですから、買い物が充実しているのです。デリーのマーケットはびっくりするくらいイマイチでしたから。2004年に行ったムンバイでのお買い物が忘れられません。とても楽しかった。
しかしですね。旅の口コミサイト大手が、世界で最も不衛生な都市に選んだのが、そのムンバイなのをご存知ですか？それくらい、汚い。映画「スラムドックミリオネラ」の撮影がされたスラムがあるのでも有名な都市です。あれは映画のセットではなくリアルなんですよ！信じられますか？
一方でＮＹと見まがうほどの先進性も、一部で備えた金融都市でもあります。富と貧困の極みが混在したメガシティ。東京並みに大きい街なのです。
しかし対極です。先ほどの旅の口コミサイトが選んだ世界で最も衛生的な街1位が東京ですから。
インドは両極端が見られるからこそ面白いのです。先進国には富、アフリカなどは貧困。インドは両方があります。しかも、どちらも半端ない感じで。
私の教室の表看板と裏看板が極端に異なるのは、そういった私の趣味の問題。インドと同じように、どちらが本当とは言えないのです。
ですから、メンバーの皆様は思いたいように思ってください。私はコウモリですから、どちらに向かってもいい顔します。でも、コウモリは本当は●●だよね。
2012年が終わりますが、来年は何か新しいことをしたいですね。ちょっと考え中。

来年の上半期にはインドに行こうと思ってます。今月末ウィーンに行くから、その後で具体的なプランを練ろうと思いつつ、ちらっとだけ航空券を調べたり現地情報を集めたり。。
そう言えば、メンバーのＳ様が今ナグプールに行ってます。またまたヴォランティア活動。インド仏教界のトップである佐々井秀嶺師の元に通ってるのです。
インドの仏教、発祥の地だし本格的で素敵！なんて思うなら、アナタはインドを何も知らない。インドを知る人間は、インドを残念に思う人間と紙一重だから。
通えば通うほど、または複数のインド人と知り合って様子を観察すればするほど、インドは残念な国です。
その事実を知らず、または美しい部分だけを見せられて真実を見ない日本人が、現地に住んだり働こうとしたりしますね。そのまま、ずっと盲目なままでいられたらいいけど。
話をインド仏教に戻すけど、インドで仏教徒またはキリスト教徒と言えば、ガンディーにハリジャン（神の子）と呼ばれた不可触賤民の階級の人々であることをご存じですか？知らないでしょ？知らないわよね。日本人には想像もつかない話だもの。
インドは8割以上がヒンドゥー教徒で、パキスタンと分離した時から、名前が表すようにインド＝Hinduなんです。そのヒンドゥー教は、人々が生まれながらの階級で区別されています。最高が僧侶の階級、最低が触れることさえ忌み嫌われる不可触賤民。その階級の人々は、社会一般で激しく差別されます。
現代インドでは優遇政策が取られ、進学も出世も可能になって国会議員すらもいるのですが、社会的に根強い差別が残っています。それが現代インド社会で様々な問題を引き起こしているのです。お金持ちになっても、階級だけは変わらない。
この階級というものが、日本人には全く理解できない。先日のスズキの工場の暴動もそれが原因なのですが、「同じ釜の飯を食えば仲良くなるもんだ」なんて思っていた日本の上層部には衝撃の事件でしょう。他の階級と共に「同じ釜の飯を食う」ことが、どれだけインド人にとっては不可能で屈辱的なことか、日本のオジサン達には分からないもの。
特に最下層の人々とは同じ食器さえも使えない、というインドの常識があるのですよ！それらの人々が調理したものさえも食べられないんですから。
またまたインド仏教に話を戻すけど、ヒンドゥー教徒である以上、永遠にその階級から逃れられないので、最下層の人々は宗旨替えをしたのです。階級のない仏教またはキリスト教に。人々から崇められる上の階級の人間は当然ヒンドゥー教徒のままですから、結果、インドで仏教徒と言えば、最下層の人々ということになってしまいました。
さて、そんな階級社会のインドで、日本人はどうなるのか？と思いますよね。日本人は幸いなことに、上層の階級と同一視されます。ラッキー？
何故、私達は上層か。理由は、日本は先進国だから。その上、日本人は金持ちだから。インド人から見れば、海外旅行ができる日本人は皆金持ち。だから、インドにいる日本人は全員が上層扱いを受けるのです。
よって、日本人はカモにされたりすることはあっても、差別されることはありません。反対に優遇されます。
だから、旅行するのは楽しいです。日本人だからといって嫌な思いはしないでしょう。でもね、住むなんて。まして働くなんて。旅行程度にしておくのが賢明。
現地赴任ならばまだしも。現地採用なんて、とんでもないでーす。Ｓ様のお友達、日本に限界を感じて現地就職を試みてるって話だけど、現実逃避しすぎよ。そんなことしたら、もっと過酷な現実を見ることになるよ。
でも、そしたら、すぐに帰ってきたらいいかも。日本が有難いって、反対に分かるかもしれない。うまくしたらイケメンの現地のシンデレラボーイが付いてくるかもしれないしね。
あちらのお国の野心溢れる下流〜中流の青年にとって、独身の日本女性は女神なんですよ。もしも日本人女性に見初めれれば将来は明るく開ける。持参金はたんまり、日本に行けるし、日本で働けるし、日本国籍だって取れちゃうんだから。世界で最も望まれるパスポートの一つです。
大都市の空港では、我らが赤い菊のパスポートをひけらかして歩いているインドのメンズを目撃することができます。。私は過去に2人見ました。
去年のスリランカの空港でも、そんなスリランカ人男性いましたね。トイレのない待合室で「俺は日本人だ。だからトイレにいかせろ！」とパスポートを掲げて航空会社の職員に詰め寄ってました。「もう搭乗時間だからダメ」とすげなく断られてましたけどね。それ見せたらトイレに行けると思ったのかしら？？そんな万能なパスポートあったらホント面白いわ。
こんな話から、真理が透けて見えませんか？
何も知らないまま日本にいるのも平和でいいけど、たまには海外にでも行って、色々な真実を見てくるのも刺激だと思いますけどね。
目の前にある事実を見ずに、イメージだけを楽しんでくるのもありだけど。欧米はそんな感じで楽しんで帰って来られるけど、インドはそうはいかないと思うけどな。でも、何も見ない人もいるからね。または私とは見ている世界の真理が違うとかね。そういう人は、国外に新天地を求めるのもありかも。
私は、永遠に日本に住んでいたいです。外国は旅行だけでいいですね。っていうか、十分。
愛してるよ、日本！

日本人は大人になっても10代の美を保っている。
と、インドの友人に言われたことがあります。確かに我々日本人女性は諸外国で若く見られるけども。いや、いくらなんでも10代はないでしょ、と思ったのですが。
顔のことじゃなかったのよね。体つきのこと。
つまり、太る人が少ないという意味。10代の頃より極端に太る人はあまりいないですね。一般的には、20歳の頃の体重よりもせいぜい＋5キロくらいまでですかね？体形を変えずに頑張ってる人の割合は、欧米諸国に比べれば格段に多いのは事実。
で、インドや発展途上国の場合、太目の方が美しいとされます。食糧事情が悪い国々では、太っているのは富の象徴で、美の基準にもなるのです。
が、経済発展著しく文化的にもグローバル化、っていうか先進国の影響を多々受け始めたインドでは、富裕層を中心にダイエットが盛んに行われています。
私の友人は上流階級に属し、よって本人含め特に女性の家族は皆よく太ってます。腰のあたりの肉付きなど凄まじい。本人も気にしていて、ジムに通っていると言っていました。それなのに痩せないの・・・って（笑）。
そりゃ、その食事内容では無理でしょう。と、一緒に生活して分かりました。毎食、油分塩分が多い上に、よく食べる。私達の感覚では食べ過ぎ。間食も多い。
メイドさん達や下働きの男性達は皆スリムなので、体形が富を表すのは確かなのでしょう。
しかし、富裕層でも若い子達はスリムな子達が多いです。手足がひょろっとして、独特な体形。しかしやがては、あのように太ってしまうのだろうか。
そういえば、マックが大好きなデリー在住の女の子はちょっと太目でしたね。8歳くらいで。
早くも、悪しき欧米の食習慣が浸透してきているようです。ファストフードは子供に好まれますからね〜
それで、お金持ちのご婦人の間でこの10年くらいで流行ってるのがヨガ。しかも、高級ジムに通ってスタジオプログラムとしてやるのです。ヨガって言えば、もっとインド土着なイメージがあるのですが、マダム達は欧米化されたヨガを素敵なジムでオシャレにやる。だから、やる。つまり、今風のヨガは欧米からの逆輸入品なのです。
街中でもおじさん達が楽しそうにやってる姿がありますけどね。ヨガは一般人にも再評価されたのです。
その裏には健康ブームがあって、インドの中間所得層が増えるに従って肥満が増えてきて、社会問題にもなってきているのです。確か、死亡率のトップが心臓病だったと思います。
ここは別の意味でも欧米を見習って、インド人にも日本食をおススメしたいですね。大豆製品や海藻や生魚など、低カロリーで高機能な食品を積極的に食べたらよろしい。マサラ（スパイス）で味付けすれば、少しは食べやすくなるでしょう。
「オヤツに食べて」と渡した梅昆布を、気が進まない様子で見ていたのが印象的でした。駄目かもな。。
でも、日本のインド料理屋（インド人経営）で、「サグ豆腐パニール」なる料理を見たことがあります。つまり「ホウレン草とパニールのカリー」のパニールを、豆腐でやっちゃうわけですね。
単なるコストダウンかと思ったのですが、健康志向も兼ねているのかもしれません。
インド料理教室のメンバーの一人が、パニール作りは面倒だから木綿豆腐を水切りして素揚げして代用する、と言っていましたが、これは時代にマッチした画期的発想かもしれません。
興味ある方はやってみて。
って、日本人はすぐそんなことしちゃうし。これが、比較的細目の体形を保ててる理由でしょうかね。

前回（若い女の）一人旅の危険性について書いておきながら、何だけど。旅行に関しての持論を述べたい。
若いうち（10代〜20代）は旅をすべきだと思う。国内じゃなくて、絶対に海外ね！しかも、途上国がいい。先進国は基本的な部分で似たところが多いから。
まして国内旅行は、歳とってからでいい。日本全国どこに行っても、衝撃なんかないからね。だって、日本は日本だもの。安全で豊かな国。
海外の凄さは海外行かなきゃわからない。受けるインパクトは若い時ほど強くて、将来の自分にポジティブな影響を及ぼすと思う。
少なくとも、私の人生に大きな影響を及ぼしたのは間違いない。
人生初の海外は14歳の時、夏休みの研修でスイスに1か月滞在した。忘れ難いヨーロッパの生活と光景だった。その後は短期長期含め、北及び南アメリカ大陸、東南アジア、インドと続く。全て10代の頃のこと。
中でも私に大きな影響を及ぼした国はインド。
この国は本当にすごい。行けばその凄さがわかると思うのだけど、言葉にできないような異空間。他のどこにもない雰囲気。もしかして宇宙かもしれない！？インド人って、ほんと宇宙人みたいなキャラクターの人達だし、インド文化は極彩色で嗅いだことのない強烈な香りがする。
中東やアフリカにはまだ行ったことがないけど、インドより凄い事はあり得ないと思う。同じくらいの貧困や偏狭性はあるでしょうが、文化的に、インドを上回ることがないような気が。私の無知と贔屓目を引いたとしても、インドに敵う世界があるとは思えない。
あの国には、全てがある。豪奢と貧困、嘘と真さえも共存、じゃなくて混沌としている。日本人が理解することは恐らく永遠に不可能だろう多様世界。
上の写真の女性達、何してると思う？水を汲んでるんですよ！土器のカメで。これは、現代です。インドではタイムスリップしたような感覚に襲われる瞬間が多々ある。
同じくらい遺跡の多いヨーロッパを旅行しても、そんな感覚に襲われたことはないのに。ヴェルサイユ宮殿を観光しても、あれは過去の遺物と冷静に受け止めて終わりです。ヴェルサイユの街にロリータファッションのフランス女子グループがいるのを見た時も、うわっ、原宿かここは！くらいの感じで。冷静だったのに。
インドでは、インド昔話に、そのまま入ってしまったような気持ちになることがある。遺跡の陰に、見目麗しい昔の王子様風ファッションの若い男子がいて、私達に熱い視線を送ってきたのを見た時には、心底ゾッとした。まさか幻？なんなの、あれ？みたいな。
（事情通？の現地の）友達に聞いてみたら、彼の正体は男娼でした。。
男娼ってなにー！？きゃーーな、若き私達であった。
そんな体験も、若くなきゃ、面白く感じないでしょ？
10代、20代は何も知らないからこそ、人生がヴィヴィッドなんです。異文化の中で、固定概念と固定化された日本人の感性を、叩き割られる感覚を得るべきだと思います。少しでも外の世界を知るために。
そうすれば、もっと楽観的になれると思う。日本人に生まれて幸せだってことや、死ぬほどの苦労なんか今の日本にはないってことに、気づくと思うのです。海外から帰ってくると、幸せなのにそれを知らずに自分を不幸と思っている日本人が多いことに、気づきます。自分もそうだったことがあるけど。
大和民族は深刻に考える民族ですね。もっと明るくならなきゃいかん。こんなにも真面目すぎるのは、いいのか悪いのか。。
私が海外で学んだことの一つに、何事も深刻に悩まないというのがあります。あと、状況が悪くなったら素早く逃げるとか。自分以外に自分を救うものはいない、とか。日本人の規範からすると少々ずれた考え方ですが、大人になった今思えば、けっこう大切なことを学んだ気がします。
子供がいたら、積極的に海外に出してやって下さい。
きっと、何か学ぶから。
あー、でも中にはね、子供の頃、親の都合で発展途上国に住んでいて、大人になって途上国には絶対に行かないという人もいます。「あの悲惨な国々に旅行で行くなんて絶対嫌だ。アナタは貧しくて可哀そうな人たちを憐れみに行くのか？」と、言われてしまったことがあるのよね。。
インド方面はこのような繊細すぎるハートを持った人には向かないです。図太い感じの人ならOK。
行先は、自分の子供の傾向を見て、考えたいいかもしれないですね〜
どこでも何かは得られるから。
ただ、個人的に、インドおススメよん

私は一人旅をするような印象をもたれていますが、実際のところ海外、国内ともに一人で旅をすることは滅多にありません。何故かと言えば、一人になるのに旅行をする必要があるとは思わないから。本を持って部屋に引きこもればいいじゃないですか？家が嫌ならカフェとか図書館とか、電車の中だって快適ですよ。
私が旅をするのは目的があるからです。ヨーロッパの場合はお菓子、インドの場合はインド料理、が主目的。色々な種類を食べるなら複数の方がいい、渡航費も割安になります。
パリやロンドンなどの先進国なら女性が一人で旅行しても治安上の問題は少ないです。私も何回かありますが、肩で風を切って歩けば大丈夫。
インド方面など発展途上国の場合、自分がいくら気を付けても防げないことがあるので、一人旅はしたことがありませんし、するつもりもありません。必ず同行者を探します。一人より二人、二人より三人、多くなるほどリスクは下がります。四人いたら、まず大丈夫。交番の前の家で窃盗しないように、集団は良い意味で目立ち過ぎて狙いにくいのです。だから、最低でも二人で旅行すべきですね。
若い日本人女性の場合、発展途上国の一人旅は悪い意味で目立ちすぎます。時々、インド一人旅をする女性の話を聞きます。運よく旅先でいつも親切な人達に出会うという人もいます。ただし、その運が、いつまで、もつかな？保証はない。確率の問題ですから、回数を上げてリスクも上げるのはどうかと思う。次の旅行は一人はやめなさい、という私を馬鹿にしたように見るけど、世の中は善人ばかりじゃないですよ。
インドだけではなく、日本人女性が一人で旅して、現地でレイプ強盗致傷、最悪の場合はレイプ殺人が実際に起こっています。本人が現地警察に被害届すら出せない精神状態に陥って表面化しないものが多くあるのを考えれば、どれだけ被害があるかはわからないのに？
どうしても一人旅したいなら、先進国限定がいいと思う。またはツアーに参加するとか。。
昨日のニュースを見て、がっくりしました。ルーマニアで女子大生がレイプ殺人の被害者になってしまいました。殺されなければニュースにはならなかったでしょう。日本は殺人でなければ報道しないですから。
東欧で、旅慣れない女性が一人で夜着はダメです。一人だったら昼間に移動する旅程でなくては。パリですら深夜のRER（列車）は大変危険なのに。
なぜそんな旅を周囲（親、友達、仲介業者）が許したのか？今までは大丈夫だったから？海外に対してあまりにも楽観的すぎる環境だったのでしょうか？私は海外で話しかけてくるのは詐欺師と信じてる悲観論者なので。楽観主義の方々を勇気ある者として尊敬します。
でも、こんな事件が起きてしまったし、やはり海外渡航前には赤ずきんの話をちゃんと聞かせて送り出すべきと思います。世間はオオカミだらけなんですよ。
私が皆様に言えることは。インド一人旅なんて絶対にやめてくださいね。どうしても一人しかいないなら、ツアーにのってくださいよ。ツアーほど安全な旅はないですから。変な見栄や節約のために、代償（命と貞操）が大きすぎるリスクを負うことはしないで下さいね〜

ビザ関連で若干ごたごたしとります。
本日、外務省のＨＰを見たら閲覧不可になっていて、どうしてなの！？先日は普通に見られたのに。仕方ないからここで愚痴ってます。
システム異常か何かでしょうか。
早く復旧してくれないと、困るんだよね〜
ダウンロードしたい書類があるのです。昔は省庁まで貰いに行かねばならなかったものも、今はネットで大変に便利。に、慣れてしまったので、ネットがつながらないと途方に暮れてしまいますよ。
人によりますけどね、あちらのお国の方々って、何につけても準備不足なところがありましてね。はぁ
ビザの保証人をお願いされた時に、私が調べた範囲で想定できたことを、一か月も経ってから、お願いしてきたのです。
だから、私が、最初に、そう言ったじゃん。手書きの保証書が必要なのよ、って。。なのに、大丈夫ノープロブレムって。案の定、ノープロブレムじゃなかったでしょ？と言ってやりたい。私はお行儀がいいから（？）、そういう嫌味は言わないけどね！
外国人と付き合っていると、あまりにも常識や認識が違って、ついイライラしちゃうの、解りますかね？日本人とは本当に感覚が違うのですよ。それが嫌なら付き合わなきゃいいのですが、今でもインド系の方達とだけはお付き合いを続けています。昔の知り合いの欧米系の方々とは全部縁が切れました。理由は色々。私がフェイスブックを断固としてやらないせいもあるでしょう。日本人なのに付き合いが悪くてすみません。
私が10代の頃、私の周囲では外国人の友達がいることが一種のステイタスでした。英語を話すこと、外国人の友達がいること、が、クール、と思っていた、世代です。同級生には帰国子女も多く、そのような環境ではそういう価値観が普通にあったのです。
大人になって、異文化コミュニケーションの難しさを肌で感じるようになり、子供の憧れは吹き飛びました。社会に出て、心の余裕がなくなってきたのもあります。
同じ日本人同士ですら解りあえないことが多々ある、まして言語と文化を異にする外国人相手に、大きな期待はできませんね。
会ったら微笑んでこんにちは。くらいの関係が、楽なモノです。
そういう意味で、ダッカのムニマだけが、今では私の外国人の唯一の友達と言ってよいでしょう。そもそも日本人の友達も少ないことを考えれば、一人いるだけマシかもしれません。
その彼女の頼みだからね。正確に言えば、彼女の上司の頼み。つまり、本人の出世に影響するかもしれない話。圧力をかけられているのが何となく見えるのですよ。だから、さっさと書類を送ってあげないとね。
人生って、厳しいですね〜。
早く外務省のＨＰつながってください。

久しぶりに、軽く叩かれたような感覚を持ちました。
私達（日本人）が、世界のピラミッドの頂点にいることをご存じでしょうか？多くの日本人はそのようなことは考えもしないでしょうが。一時流行った、世界が100人の村だったら、というような絵本を読んだことがあれば、わかりますね。
私も普段は何も考えていません。私達がどれだけ恵まれているか、日本に住んでいる限り実感できません。日本でも格差だ貧困だ何だと騒いでいる某政党がありますが、生活保護費が12万円も出る国で、真の貧困の何たるかを理解するのは不可能です。
そして、普通の日本の社会人の皆様、海外旅行と言えば韓国？台湾？ハワイ？アメリカ？ヨーロッパ？もし先進国ばかり行くのなら、決して想像がつかない世界がピラミッドの下の方にはあります。
インド圏（インド、バングラデシュ、スリランカなど）に度々渡航する私ですら、喉元過ぎれば熱さを忘れ果て、日本で鈍感に暮らし続けています。
日本人が海外旅行をする場合、日本人に人気の渡航先で、そもそもビザが必要な国はほとんどありません。どの国に行くかは趣味の問題ですよね？仮にビザが必要な国に行く場合、「申請が面倒だな」くらいの感覚で、まさかビザがおりないなんて、想像もしないでしょ？行こうと思えばどこでも行けるのが「普通」と思っていますので。「まさか、こんな善良で無害な私の入国がノーのわけないでしょ」が日本人。
しかし、世界はそんな甘くない、らしい。
バングラデシュの友人から、会社の上司の日本ビザの取得が楽ではないというメールが来ました。その上司の娘さんは現在公費で日本留学中で、夏休みに両親が揃って来日しようとしたら、ダッカの日本大使館に待ったをかけられたらしいのです。ちなみに、その上司は現地の新聞社の部長クラス、上流階級のお金持ちです。ビザ取得のために、日本大使館には在職証明書、収入証明書、資産証明書まで提出しているそうです。なのに、簡単にビザをくれないらしいです。これでは足りないから日本人の保証人を立てろ、と要求されたらしいです。
バングラデシュ人にとって、観光ビザの取得は、本当に大変なことなのです。これはインド人でもネパール人でもタイ人でも同じこと、発展途上国人に対する日本政府のビザ発給は物凄くハードルが高いのです。
今まで、インドやインド圏の友人やその家族などが来日していたのは、学生ビザ、商用ビザ、政府招致の特別なビザなどで、私達が海外に行く時の観光ビザで来ていたわけではないのが、解ってきました。
そう考えると。今更思い当たることがあります。
インド人のニハリカちゃんは、それまでは通訳の仕事でないと日本に来なかったのですが、アメリカ人と結婚してアメリカ国籍になってからは、ただ単に日本に遊びに来るようになったのです。つまり、エントリー（入国）が自由になったということです。
確かに、経済的に弱い国々の人を簡単に入国させれば、大量の不法滞在就労を招くのは間違いありません。でも、それを防ぐために、それらの国々の上層部分の人々の観光ビザまで厳しくするのはどうかと思います。「こういうのは慣れている」とは言いながらも、友人やその上司にとっては、かなりプライドが傷つくことだと思います。彼らは富裕層ですから。
それでも日本人に対する親日感情に揺るぎがないのは、日本人は先進国の中で最も人種差別をしないからだそうです。白人諸国のインド系への差別感情は、相当なものがあるらしいです。韓国や中国もあからさまな差別をするそうです。日本は、肌の色が何であれ丁寧に礼儀正しく接すると。
そりゃ、日本人は子供の時から人種差別は良くないという教育を受けていますからね。他国はそもそも教育をしていないのか、または教育が無駄になっているのか、わかりかねます。
ま、どちらにしてもね、インド人こそ差別感情の塊ですから。カースト制度に代表される差別の構造は、彼らの骨の髄まで染み込んでいます。自分が差別されるのは許せないけど、自分が差別するのは当たり前、そういう意識を持っています。
日本人とは、色々な意味で違っていて、やはり理解するのが難しいです。
日本は島国だし。礼儀と教育が徹底しているから秩序が保たれているし、やはり外国人の入国審査は厳しくしてもらおう。が、日本人としての本音かも。

行きたいな・・・・
できれば北西インドに。グジャラート〜ラジャスタンの辺りに行きたいです。パキスタンを感じられるエリアに。
本当はパキスタン本土に行きたいんですよー
インダス川流域はインダス文明発祥地なのに、パキスタンであるために一般人は近づくことができない。不条理だ！もちろん、私にはお国の制止を振り切って入国する馬鹿な勇気はない。。
だから、パキスタンに近いエリアで雰囲気だけを味わうのがいいわけです。一度行ってみたいのがウダイプールとジャイサルメールです！
特にウダイプールには絶対に行かなくては。レイクパレスに泊まるのが目的です。あの、有名な湖に浮かぶレイクパレス！一生に一度は行きたい場所の一つ。
フランスとインドを周遊することができないか、調べているのですが、どうしても航空券が高くなってしまう。これまた半端なく高いのですよ。それぞれ往復で買う方が圧倒的に安いなんて、おかしい。
調べ方が悪いのでしょうか。現地の旅行会社にアレンジを頼めば話は違ってくるのかな。。。
見積もりを出してみるか。成田→ムンバイ→パリを片道でとったらいくらになるかしら。
パリ→成田は自分で手配するとして。しかし、あまりに高いと話にならないわ。
それにしても、どうして往復の方が断然安いのでしょうかね。いつも思うのですが、飛行機のチケットの値段設定は謎が多いです。
もしインドフランスの周遊ができなかったら、どちらを取るか考えないといけません。
二兎を追う者は。と言いますが、いざとなったら私はどちらを優先するのでしょうか。やっぱ○○
それにしても、ダッカの友達を訪問せずにインドに行ったら、薄情だと思われるのは決定です。
そうね。開き直るか。。
フェイスブックにも参加しないから、海外の友人からは頑固者だと思われている。SNSにもツィッターにも参加しないし、メールも頻繁にやり取りをしないおかげで、年々友達が少なくなってます。
そもそも友達って何かしら？
そんな問いかけをする私は、薄情者と言われても仕方ないのかもね。でもさ
次にいつ災害が起きるかわからないし、義理や義務に縛られすぎず、自分が行きたいところに行っておきましょうね〜。

地理的文化的な面で、インドとバングラデシュの関係を中国と韓国に例えたら、どちらがどちら？と聞かれてしまった。
もちろん、インドが中国でバングラデシュが韓国です。
と、言ったらば、反対じゃないの？と。
えっ！？とのけぞったら、「韓国の方が生活レベルが上では？」とのお言葉。
ですが、私の意味するところは先進性についてではなく「地理的文化的側面」についてです。
もしかして、これは地雷なんだろうか？どちらをどちらと言っても、反論があるのかもしれないですね。
しかし私の意味するところで話をさせていただく。
中国のように広大な国はインド同様、多様性に満ちていて、ひとくくりに語れないのではないでしょうか。朝鮮族のエリアは韓国と同様の文化を持つし、西の方へ行けば西方の国々と同質の文化圏に入ります。
インドも同じく、地域によって異なった文化を持っています。公用の言語ですら15以上あるのです。バングラデシュはインドの西ベンガル州と隣接し、その実態は東ベンガル国。東インドそのものの文化を持つのが、バングラデシュという国なのです。
日本はインドの州や中国の省の1つと同じくらいしか土地がない結果、均質的な国家となっているのです。韓国も同様です。
ですから、別にこれは優劣をつけようという問題ではないのです。
バングラデシュがベンガル州だけなら、インドはその何十倍もの州が合体した国です。比較にならない。
その点、国土は広くてもアメリカなどは比較的均質です。WASPが基本にあって移民を受け入れているけど、やはり根本的にはヨーロッパ文化圏。「欧米」。
ニューヨークとロサンゼルスの親和性は完璧なのに対して、デリーとチェンナイの親和性には疑問符がつきますね。言語も文化も違うし、まるで別の国。
歴史と文化があり、そして人口が多い！そうか、やはり人口の多さが問題なのかも？
インドと中国合わせて世界人口の三分の一を占めるのだから、この2か国は別格だと思います。
1つの国の中に違った国がたくさん混じっているようなものだから、いつまでも理解できないのは、仕方ないんじゃないか。
諦めている今日この頃。

アクセサリー類が大好きでした。過去形。
今はシンプルがベストと思っています。結果、残されたのは夢の残骸←表現が悪いな。。
使わないアクセサリーを前に、我ら（姉妹）の断捨離魂に火がついた。二人とも、若い頃から馬鹿みたいにアクセサリーを集める人間でした。
しかしだよ。インドの神様じゃないんだから、首や腕や耳が100もあるわけでなし。毎日取り換えても、使いまわすに一年かかる、と。中には買ってから（または貰ってから）一度もつけなかったようなものもあるのです。
それって、どういうことだと思います？つまり、気に入らないものを持っているのはナンセンス。結局、着けないのだから。
私など、ここ数年、ほとんどアクセサリーを変えてもいません。気に入ったものがいくつかあれば、それで十分だと気付いたのです。
洋服やバッグも同じことが言えますが、アクセサリーもブランドや素材の良し悪し以前に、私は自分が気に入ったものしか気に入らないのです。有名だから、とか、プレシャスストーンだから、とか、そんな理由だけでは着けないですね。一般人は鉛入りのガラスとダイヤの違いに気付く人などいないし、精巧な偽ブランドはプロにも見分けがつかないし、そうだと言われればそうだと思う、という世の中のカラクリが解ってしまったので。
もう、自分が好きなモノしか着けません。
そういう訳で、大処分を敢行。
お教室の皆様に差し上げることにしました、
気に入ったのあったら持って行ってやってください。
何か、ピンとくるのがあれば是非。
早速、明日の研究グループ、お待ちしています！

表のフランスの方で、西太后のような方にお会いしました。久しぶりに、魂消ました。悪い汗をかく感じで。
あのような出で立ちでいらっしゃるのはズバリ不適切です。専門学校なら注意できるところ、お教室は難しい。遠まわしにならざるを得ないのですが、私の婉曲表現が通じるくらいなら、そのようなお姿でお越しになることはないので、はっきり言えばどうしようもない。
でも、西太后のような方は特別の事情がない限り、わざわざ何度もお出ましになることもないので、ある意味、一度きりのことと安堵しています。
良識ある皆様は、普通のお出かけ着でいらっしゃいます。普段通勤されるような恰好でしたら、何の問題もありませんからね。
教室業を本業にして、今年で8年目です。時が立つのは早いですね。職業、年齢など様々な方々にお会いできて、毎日かなり楽しくやっております。拙いながらも手作りのHPの効果は抜群で、ここにシンパシーを感じる方々が、類は友を呼ぶ方式で集って下さいます。似たような価値観の人々と一緒にいられるのは幸いです。お蔭様で今はほぼストレスフリーな人生です。
教室業？今日失業？とか、つまらないダジャレを飛ばしていた開業当初が、懐かしいですね。
我が武蔵小山の発展、個別の商店の栄枯盛衰を眺めながら、当教室も皆様のおかげで何とか持ちこたえております。ありがとうございます！
世の中の需要の関係で、運営的にはフランスが主体でありますが、教室業の原点はこちらインドの方ですから、個人的な思い入れの深さはインドに比重があるのです。廃れさせたくない。「こうもり」と言われようとも。
しかし、一時のインド料理ブームが過ぎて、今は早くも下火傾向。それに応じるように、教室の方も盛り上がりに欠けてきております。宣伝力が弱いというよりは、世の中の需要が減っている。そういうことです。検索数からそう判断せざるを得ない。震災イヤーの昨年の動員数は悲しいものがありましたね。フランスの方の動員復活は早かったのにねぇ。
難しい料理のイメージがあるのかもしれませんね。
確かに簡単ではないけど。
設備的にはお菓子ほどコストはかからないですし、興味のある方、入会金不要の単発レッスンですから、お気軽にどうぞお越しください。
＊男性は原則不可です。例外は女性参加者が男性のご家族を同伴される場合のみです。

気を使う、相手を思いやるのは、日本人の得意技。
私でさえ、本意を告げるのに時間がかかった。上の写真のシマイ（バミセリのキール）という名の名物デザート、大っ嫌いです。
友人宅でのウェルカムデザートで、毎回これを一番最初に出されます。うぇって感じで。それでも「微笑みながら」食べていたものですが、ある時、「これ、好きじゃない」と言えました。以来、食べないで済んでます。
ちゃんと伝えれば、意外と相手は気にしません。
「あ、嫌いだったのね、私もそうよ。義理ママの得意料理なんだけどね」って感じで。そう言われれば、その友人が食べてる姿を見たことなかったのです！早く言えば良かった！！という例。
美味しくないのに美味しいふりって苦痛ですね。
私は日本人としてはかなり個人主義の方で、集団（組織）に馴染めないという理由で自営業者を志したくらいですけど。それでも、海の外の基準からすれば、やはり気遣いの日本人です。
日本はストレスの大きい国だと、海外からは思われています。アジア圏からは特に、そう思われてます。欧米は日本社会にさほど興味ないので、一部親日家以外は何とも思ってない人が多いです。
ストレスの原因は集団主義にあるのですが、それによって円滑な社会システムが構築されていますので、今更それらを変えるのは難しいです。
社会システムは変えられませんが、自分だけでも変わると楽になります。嫌なものは否という勇気を持つことですよね。「日本も最近は自己中な人が増えたね」と言われるようになれば、個人にかかるストレスは減ってきたということになるのではないでしょうか。
老人世代が嘆くような「今の若者」になりませうよ。我慢するだけ体に毒です。忍耐を外に向かってしてはいけないと思います。自分に我慢するのは必要だけど。
お釈迦様だって修行に必要なのは絶対的個人主義と仰ってます。悟りを得るために、高貴な身分と豪奢な生活を捨て、妻子を含む全ての家族を捨て、修行に入ったのです。悩み、苦しみ、煩悩から解き放たれるための個人主義というのもあるのです。
その分、孤独で、自分の弱さと向き合わねばなりませんけど。誰かに愚痴ったり、アドバイスを求めたり、頼ったりできません。
または、嫌なことを我慢して「忍耐」の文字を額に刻んで、ストレスで具合が悪くなろうとも、人に合わせて生きるのもありです。日本にはそういう人が多いです。
どちらでもいいのですが。
私は、自分の周囲の人たちには個人主義をおススメしています。これからの時代は、その方がかえって生きやすいと思うのですよね。風が、そちらに向かって吹いている！様な気がしませんか？

インドに着いた直後は、女性達の綺麗なサリー姿に目を奪われます。すぐに目が慣れますが。それによく見れば、パンジャビスーツやジーンズなどウェスタンスタイルの人も多いので、全ての女性がサリーを着ているというわけではありません。
でも、世界で最も素敵な民族衣装だと思います。何と言っても、現代に「生きている」数少ない民族衣装です。日本も含め他の多くの国では、自分達の民族衣装を日常で着ていることはないですから。最近の若い方の傾向として、着物はもはやコスプレの域と思います。
サリーは私のサイトでも若干取り扱っています。このインド料理教室を立ち上げる前からネットで売っていたものですから、販売歴は長いです。細々と、今まで200着ほど売りました。今は大手のネット通販会社が扱っておりますので、昔のようには売れませんね。
それでも。サリーは個性が強い衣装なので、手織りや手刺繍だったりする場合には同じデザインが流通することが少ない関係で、当教室のサリーを好まれる方もいらっしゃいます。日本全国のサリー同好会のメンバーが時々お買い上げ下さいます。最近では西日本のT様がご注文下さいました。ありがとうございました。
しかし、最近は仕入れをしていないので、在庫はどんどん減るばかりです。新たな仕入れをする予定はありません。なくなったら販売終了です。
理由は色々です。インドもインフレですしね。
それに、不良品が多くて。正当な値段で売るに売れないB,C級品が多すぎます。インド製品の文句を言いたくはないのですが。
消費者の目が日本より緩いのだと思います。そういう国々の品質はなかなか上がりません。日本人が厳しすぎるという意見も、あちらからは聞こえてきますが。
でも、例えば海外から帰国して。私はフランスとインドを交互に行きますので。インドのお土産とパリのお土産を比べた時、トータルの満足度が高いのはパリのお土産だったりするのですよ。物価比で考えると解せないですよね？インドの方が何でも安いのですから。場合によってはぼったくられて高くなっていることもありますが。でも、そもそも、安いのですから。やはりお値打ちな買い物ではあるのです。なのに、パリで買った革のバックの方がインドのものより素敵なのは。。当然？
結局、日本人は「安かろう悪かろう」ではなく「高かろう良かろう」の方を支持するということなのかもしれません。では「安かろう良かろう」はどこで買えるの？
そんな国があったら無敵ですね。

http://www.bdnews24.com/details.php?id=217247
ダッカの友人（ジャーナリスト）から訃報が届きました。私の恩師でもある料理研究家のシディック・カビール女史がお亡くなりになったそうです。享年80歳。
大学教授にして東インドを代表する料理研究家、現地ではTV番組を持つほど影響力があり、そして女性の社会進出を推進してきた尊敬すべき女性が亡くなったことは、とてもショッキングな出来事です。。
彼女のセッションを再び受けに現地へ飛ぼうと思いながら、フラフラとスリランカあたりへ行っている間に、彼女はお亡くなりになってしまいました。永遠なんて、ないのですね。諸行無常
悲しいです。80歳だということは今回知ったのですが、2008年にお会いした時にはそんなお年には見えなかったです。とても若々しかったですから。
私の友人（ジャーナリスト）もそうですが、社会の中で頭角を現し女性の権利を正当な手段で訴え啓発する活動をしている、尊敬すべき女性達が多くいます。
女性の権利を声高に叫ぶ人がいなくなって久しい日本では馴染みが薄いかもしれません。雇用機会均等法が施行されたのはもうウン十年も前ですからね。
男女差は埋まるどころか、男性の正職もアヤシイ時代になってきました。今の日本では男女関係なく、正社員になることが難しいのですから。一度脱落すると、なかなか正規には戻れなくなっていますね。
ですから、今の会社にしがみつくことをおススメ。転職は相当な自信と実力がない限り無理ですね。ほとんどの方は正社員から契約、派遣、アルバイトへ、転落の一途ですよ。
ウーマリンヴ臭甚だしかった若き日の我が母が、幼い私達に呪文のように唱えていた言葉がありました。
「精神の自由は経済の自由から始まる。女の子も手に職を持って働くのが当然。結婚は通過点、人生の成功は仕事、家庭の両立にこそある」
まさに。言い得て妙でした。事実、今のご時世、男とか女とか関係なく、稼げない人間は虐げられます。専業主婦の立場は内でも外でも弱く、非正規の男性達の結婚は厳しいのが現実です。家庭で虐げられるか、社会で虐げられるか、いずれにせよ悲しいことです。
途上国の女性達はできる仕事はなんでもやります。お金を得ることができれば、彼女達の未来は輝くことを知っているから。好きなものを買える、好きな所にいける、嫌なことはノーと言える。日本では考えられないくらい女性が差別される国々では、女性が仕事を持つことには大きな意味があるのです。
私が感じる危機感は、そういうところに根差しています。うちの教室メンバーに限って、大丈夫だとは思うけど。皆様、本当に聡明な女子達ですから。
ゆめゆめ、明確なヴィジョンなく今の仕事を放棄されることなかれ。

昔からパキスタンに興味がありましてね。
ちなみに、今でこそ国は違いますが、パキスタンは北西インドです。
第二次世界大戦の前は今のパキスタン、インド、バングラデシュ、スリランカはイギリスの植民地でした。それらは大小さまざまな藩王国（マハラジャ）が連合したもので、その全体が私達の認識するインド文化圏です。
第二次世界大戦の後、それらの藩王国が宗教に応じて分離独立したのです。イスラム教徒の国が東西パキスタン、ヒンドゥー教徒の国がインドです。パキスタンは後に今のパキスタン（西）とバングラデシュ（東）に分かれました。スリランカは仏教徒の国です。宗教に関しては内部では例外もありますが、国民の多数を占めるのは、それぞれの主とする宗教ということです。
パキスタンは北西インド地域で、インド圏の中では最も日本人好みの料理を提供してくれるエリアだと思います。ナンがその代表です。ナンは北西インドの食べ物ですからね。インドのその他の地域では別のものを食べるのですよ。あまりにも誤解が多いので、しつこく言いますけど。ナンは北西インドの食べ物なの！本来はナンが出たらその店は北西インド料理屋と思うべきだけど、日本は例外なのです。
パキスタン系インド料理屋さんではナンに合うクリーミーでコクのあるカリーが多く作られています。バター、生クリームを多用したリッチなカリー。
私は乳脂肪狂いで、生クリームをあおって飲むくらいの勢いですから（冗談です）、パキスタン系のカリーは大好きなのです。
本場の北西インドカリーに触れたければ、インドでも北西部のパキスタンに近接するラジャスタン、パンジャブ、カシミールあたりまで行けばよいのですが、国境を越えたらどうなるのか、気になるのです。ラジャスタンで食べたパニルサフェタがまた食べたいで〜Ｓｕ！
しかし、パキスタンは気軽には行けない。インドよりも、バングラデシュよりも、ネパールよりも、敷居が高い。
テロールも怖いし。ムンバイでパキスタン系のテロがあったのは、まだ数年前のことですものね。あの時は、私が2004年に泊まったタージマハルホテルのロビーが吹っ飛ばされたのですよ〜怖い〜
テロの温床と呼ばれる国です。政府も渡航延期せよと通達を出す国です。遊び気分では行けないですね。
そのうち何とかならないか、少しｊ考えてみよう。

あけましておめでとうございます！
新年いかがお過ごしですか？
私は元旦からファミリー総出で、海の上。
ずっと昔から噂の、海ほたる眺めてましたよ。実は未だにアクアラインを通ったことがないのです！房総への用事を思いついたら、是非利用してみたいとは思うのですが。そう思いながら10余年
さて、今年も楽しくいきましょうね〜。皆様とお会いできることを楽しみにしています。
インド料理教室は今週末スタート。初レッスンはいきなり先月のＳＰクラス、Ｓ様Ａ様Ｍ様のＰＶレッスン、皆様お菓子の世界へ移動されてから長く、久しぶりのインドですね。あの野性的な勘を取り戻してくださいませ。
お待ち申し上げておりま〜す

実は！
冬になるとインド料理教室のテンションが下がります。
やはり暑い時期の食べ物だからでしょうか〜新規動員も減ります。春まではイマイチ盛り上がらないでしょう。
毎年恒例の現象なので驚きません。そういうものみたいよ。カレーは夏のもの？
スパイスを食べると発汗するので、体温が下がるのです。なので、スパイス料理は南国の食べ物ということになりますね。
でも、冷え切った体にスパイス料理はガーッと熱を与えてくれますので、冬にも楽しい料理と思うのですが。
外が寒すぎるのがいけないのね！
仕方ないわ。こちらは細々と続けて。
冬場に盛り上がるお菓子の世界で頑張りましょう。。
もちろんインド料理新規の方、いつでも大歓迎ですから、始めたくなったら随時お申込みくださいませ〜

最近、どういう訳か(?)インドによく行くのですか？という質問を受けます。インド料理を教えている人がどれだけ存在するのか分かりませんが、教えているからにはインドに行く人だと思われているのでしょう。
私の場合は。
よく行く、の基準が分からないので難しいなと思うのですが、とりあえず2年に一回と答えます。
仕事で毎月出張する人もいるし、年に一回はインド人の伴侶と里帰りする人もいるし。そういう人々と比較するなら、あまり行かない方かもしれません。
長期滞在もしません。私は海外にいるのが好きではないので、できるだけ短く、ノルマをこなしたらさっさと帰ってくるタイプですね。それにインドは、だらだら過ごすのに適した国ではありません。日本人にとっては、人々も衛生面も、何もかもが、快適な国ではありませんよ。
好きか嫌いか分かれるんですよね！？と、目をキラキラさせてご質問される方が多いですが、そんなに期待するほどの何かがあるわけでもありません。地域や時期により暑さが厳しいということはありますが、ツアー旅行の場合はインドに限らずお仕着せの旅行になりがちです。だから、それほどのこともなく、普通に帰ってきてしまう可能性が高いです。意外と安全ですよ？
せっかくのヴァカンスですから。ご自分にとって楽しい所にいくべきだと思うので。すごくおススメもしないけど、日本とは変わった国に行きたいなら一度いかがでしょうか。気に入れば、別の機会に他の地域を旅行するようになると思います。インドは広大ですから、一度の旅行で行ける場所は限られます。色々見ようと思うと、何回も行くことになると思います。
私は、北部、北東、北西、南西、中南、バングラデシュ、スリランカを網羅しましたが、まだ南部、南東には行っていません。次はニルギリとからめて、チェンナイに行きたいと思っています。
インダス文明が栄えたインダス川流域、つまり現在のパキスタンも興味あるのですが、危ないんですよね。周囲の理解も得られないので、行けそうにないです。
残念。もう少し政情が安定するといいですね。

思い通りにいかないと腹が立ちますよね？
私は今、インド料理に腹を立てている！
指定された材料がなーい。それ。日本にない。代用品もない。作れない！
モルディブフィッシュは鰹節で代用ＯＫです。上の写真のこれがそう。砕かれて大変使いやすくなっております。しかし、ココナッツミルクの生絞りを前提にしているレシピの場合、我が国でやるとしたらココナッツミルク缶しかないわけで。。
それに、南インド料理は辛すぎますね。日本人にはなじみにくい料理と言われるだけある。やたら、辛くするものが多いのです。チリの指定も細かいです。日本の巷には赤唐辛子と青唐辛子しかないのよ、残念ながら。
うちのポリシーは「基本スパイス以外は地元で手に入る素材でやる」ということ。困るのよね。
北西インド及び東インド料理の再現性の高さと比較して、南インドはやりにくいですね〜。イライラしてきたよ。
南インド料理が好きです、と自己申告される方を見ると、私が疑いの眼差しを向ける理由は、それもある。
日本に正確な南インド料理屋があるわけない。それらを出す店があるわけがない。あっても、看板で語っているだけよ。中身が本物とは限らないでしょう？だって、もしかして作る人も食べる人も本物を知らないかも、よ。オーナーがインド人だからって信用したらいけません。ネパールやパキスタン人かもしれないし、インド人であっても出身地によって違うのだから。東北人に沖縄料理を語らせることはできないようなもの。
それを言ったら、正確な北西インド料理も、東インド料理も、日本にはないかもしれないですよね。ちゃんとした素材がないからね。
玉ねぎからして違うものだし。日本の玉ねぎは甘すぎるのですよ。ご存じですか？特に新玉ねぎは甘すぎて、インド人が嫌います。私達にとって美味しい味覚も、あちらの方にはそうではないのです。
だから、そもそも完全な再現は無理と思って、私達好みに適当に作りかえればいいのかもしれません。
インド料理に限らず、フランス料理や菓子でさえ似たような状況は起こります。外国の料理を作る時につきものの葛藤ですかね。
インドに嫌気がさすと、私はフランス菓子の世界に逃げます。フランスに飽きるとインド世界に。行ったり来たりで、バランスをとっています。
共通するのは、どちらも異文化であるということ。
これらを凝視するほどに、日本がわかるようになってきました。日本再発見のためにも、異文化交流し続けましょー

スリランカは主要スパイスの産地。ホールのスパイスを料理に多用するということは知っていました。
しかし、スーパーなど覗いた限り、都市部の人間は粉スパイスやミックススパイスを使用しているらしい。レトルトも普及して、どの地域でも料理はクイックになっていくようです。
しかし、まだ家庭ではスパイスを石臼でひくというのは本当でしたよ。料理を習いに伺った現地のご家庭の奥様に実演していただきました。
彼女は学校の先生で、普段は忙しいため、既に出来上がった市販品を買ってくるそうですが、今回は私達が日本から来たので、久しぶりにやってみせてくれたのです。素晴らしく上手な手つきで。素早く唐辛子やにんにくなどをつぶしていきます。
しかし、この石は、台所の片隅で大変に無造作な扱いを受けておりまして。まあ、つまり、キレイではないということです。しかし、気にしない気にしない。つぶしながら色々なモノが混ざっていくような気がするのですが、、それも、気にしない気にしない。。
だいたい、コロンボの水道水は、妙に泥の味がする。呑みこんではいけないのは解りましたね。旅行エージェントに生水は飲むなと警告されていましたし。
が、料理には普通に使ってますからね。火を通さない料理も結構あるし。ウェルカムドリンクの氷だって水道水なのは間違いないし。
現地の方には、手を洗うとか、まな板を消毒するとか、そういう衛生観念はないです。一般的にインドやその周辺の国々の一般家庭ではお湯も出ないのです。
自分の抵抗力に自信がないので、ちょっと冷や冷やしながら、試食しましたよ。最終日だから、具合悪くなった頃には帰国しているだろう、と自分に言い聞かせ。
手持ちのミネラルウォーターがなくなって、途中つらくなりましたけどね。しかし、出されている水道水は飲めないので。
以前に、ハイダラバードで料理を習った時も、同じく水道水しかなくて、しかも料理は辛くてしょっぱくて、つらかった記憶が甦りました。
と、横を見れば辛さに耐えられない同行者が水道水をがぶ飲みしていました。やばいんじゃないかな〜と思っていたら、案の定、10時間以内に機上できてしまいましたよ。２、３日はゆるくなることでしょう。よくある大腸菌性だと思うので。やはり、ミネラルウォーターはリットルで持参すべきでした。反省。
しかし、教えてもらった料理は全て大変に美味しく、再現性の高いものでした。ドーサは発酵が必要なので習えませんでした。生地の発酵に一晩かかるのですよね。暑い国の場合ですから、日本で作るのは真夏しか無理かもしれない。
レシピは伝統料理ブックとセイロン料理の高名なシェフの最新レシピブックを勧められ買いました、が、材料が日本にはないものばかり。やっぱりね。いつも、そうなのよ。
だから、できる料理と言えば、チキン、ビーフ、ポテト、豆、日本にもある野菜系になってしまうのですね。
でもセイロン風の味付けの秘訣も分かりましたし、早速来週の研究クラスでやってみましょうか？
モルディブフィッシュという鰹節がポイントのようです！

ちょっとインド方面へ出かけてくるので、ご連絡は来週の火曜日以降にお願いします。
行先はインドがマンゴを落としたとも表現される、輝く島スリランカです。紅茶がメイン、スリランカ料理はサブ。
彼の国々で料理を習うとはいっても、まともに教えてもらえることは期待していません。
スリランカは狭いエリアに高名な茶園が各種ございまして、車で山々を走ればほぼ全てのエリアを回ることができる素敵な島なのです。頂点はヌワラエリア、以下、ウバ、ディンブラ、キャンディを巡ります。
スパイスと茶葉をたんまり買い込んできますえ。
それ以外のショッピングは期待せずに。いつも、つい魔がさして買ってしまう民芸品は、今回は極力買わないように注意します。
インド方面は行く度にお約束のごとくボラれるのですが、今回こそ、本当のお買い得品だけをゲットしたい！
がんばる！

インド方面から届いた荷物、土器の一部が割れていました。やはりクレイ製品は弱いですね。金属製品の方が間違いないらしいです。
こちらで使用しているレースや刺繍製品は東インドのものです。ヨーロッパのものと勘違いされていますが、インドは意外に、とても素敵なテーブルウェアーを産出しているのです。かつてイギリスの植民地だったことが影響しているのでしょうか。
インドのデザインはヨーロッパ人にも斬新に映ったようで、ソレイヤードというフランスの有名なテーブルウェアー等のメーカーがあるのですが、そちらのデザインはインドの影響が大きいと言われています。
また、インド製品はメキシコ製品にも似ているという指摘があります。土器や民族衣装などに若干の類似性が見られます。この2か国の物理的距離と歴史的文化的な交流の希薄さから考えると、偶然としか考えられませんが、何だか雰囲気が似ているためにコロンブスはインドと間違えてしまったのでしょうかね。しかしコロンブスは本当のインドは知らなかったわけで。当時のインドのイメージと中央アメリカが似ていたのでしょうか？
来週からスリランカなので、また食器など買ってきたいと思っています。素敵なのがあるとよいな！

最近食べたインド料理屋さんが思い出せなくて苦悩。あれはどこだったっけ？？
印象は残っています。最初の一口はまあまあ、食べているうちに飽きてしまって、最後は残してしまいました。
やはり日本のインド料理屋はどこもこんなものかな、と残念に思った記憶が。
その店がどこだったのか。今、書きながら思い出そうとしています。。だめだわ。記憶が淘汰されている。
（3時間後に思い出しました。マハ●●●●）
10年前はインド料理屋さんと聞けば東西南北へ出かけましたが、もう今は滅多に外の店では食べません。
インド料理が食べたくなったら、インドに行きます。それが正解ですから。日本のインド料理屋はフランスの日本食屋みたいなものです。
例えばね、日本のインド料理屋さんにはナンが必ずついてきますね。それって、フランスの日本料理屋で焼き鳥と海苔巻がセットで出てくるのに似ていますね。
確かに間違いではないけど、いつもどこでもそうって、どうなの？？
日本のインド料理はそのレベル。
対して、日本のフランス料理や菓子は違いますね。本国の哲学とエスプリを忠実に再現している店が多い。
その理由は明確です。フランス料理の世界では日本人はフランスに修行に行くのです。その数は膨大、結果、順次帰国してくる精鋭達が各地にレベルの高いフランス料理屋や菓子屋を開業するのです。
こういった店には、私はお金を払います。その価値があるから。結果、現在の私の外食は9割以上フランス料理屋と菓子屋になりました。
以下は一種の告発です。
フランスの日本食がダメな理由は、日本で修行したフランス人による日本料理屋がほとんどないからです。また、日本人による日本料理屋も少ないです。ほとんどが韓国、中国、ベトナムなどの他のアジア系の人々による日本料理屋なのです。パリには中国日本料理、韓国日本料理屋も多くあるのが現実です。
しかし、フランス人はそれぞれの区別がつきません。焼き鳥と寿司があれば十分なのです。
これは、そのまま日本でもインド料理の世界に関して言えることです。その店がパキスタン人の経営であろうが、ネパール人であろうが、インド人であろうが、ナンとチキンカリーがあれば十分な日本人が多いでしょう。
東西南北のインド料理の特徴を知り、ナンが本当はどこの文化圏のもので、どういう人々が普段食べているか等の考察は不要なようです。
実際、ネパール、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、インドの文化の区別は難しいです。このエリアは言語も宗教も民族も多様ですし、食習慣も個人差がありますので、一概にどうとは言えないのです。
だから、インド料理は日本では固定されたイメージのキワモノのままです。高度な専門料理として認められないのです。しかし、中華料理の世界でも、中国人に言わせれば中華料理なんかない、実際には広東、北京、上海、湖南、香港など様々な地方料理に分かれる、というから、一口には何も言えないのかもしれませんが。
おじ様や男性御用達雑誌などに見る、一部のカレーファンの間で、インド料理という名目で各種カリーが日本人向けの味付けに変更されて取り込まれているようですが、そういう風に変質しないと受け入れられないのが現実なのでしょう。日本のインド料理屋さんを巡って、しっかりインド料理のお勉強された日本のカレーマニアの方々には、是非ともインド旅行をしてもらいたいのですが、それを躊躇う方々も多いようで、残念ですね。
インドに通って、学んで、語ってくださいな。
もちろんね、インドの料理をそのまま食べさせても一般受けは良くないのは分かります。残念ですが、インド圏の料理は日本人には個性的すぎますね。
インドに修行に行く日本人シェフもいないし。今後もいないでしょうね。需要と供給のバランスがありますからね。フランス料理は飲食店の勝敗を決める女性達の圧倒的な支持を受けて繁栄、存続してきました。外食産業にとって重要なのは女性客の需要です。
この女性達が求めない限り、日本のインド料理のレベルは上がらないと思います。しかしながら、いまいち、一般日本女性受けする料理ではないようです。
この現実を直視して、私は草の根活動に邁進する所存です。
変わったカレー作りに興味のある女性達、是非うちのお教室でインド料理をやりましょうよ〜
かもーん

メニュー変更があります。
ＡＤクラス、ＳＰクラス、研究クラスの一部が変更になりましたので、各ページでご確認ください。
ＳＰクラス内の変更が多いです。研究クラスで受けが良かったものと差し替えをしています。12月のヴェジタリアンのメニューは私のお気に入りです。クリーム系なので、以前のものよりも馴染みやすいでしょう。
基本クラスは変更ありません。外せないメニューが多いと思うので。
インド料理に慣れている・いないに関わらず、インド料理作りビギナーは、まずは、基本クラスのメニューから受講することをおススメします。料理は周囲を巻き込むものですから、家族や友人など一般人に受ける料理を一通りおさえておく方が、継続しやすいかと思います。
以上、よろしくお願いします。

またまた、サントリー様からインド料理にぴったりのビールが来ましたよ。お菓子教室向けより多めに来たのは、なかなか解ってらっしゃる？
お菓子をやる方は下戸が多いのです。インド料理好きは酒好きが多いですね。
禁酒令に服している私はなかなか飲めませんが、皆様はどんどん飲んで頂戴。
もれなくサンプル貰って帰ってくださいね。
私はたくさん飲まないと酩酊感を得ないので、飲まないなら飲まないで結構なタイプ。酒が入る入らないに関わらず、宴席は相手と状況次第で楽しくもつまらなくもなるから、その意味で酒は頼りにならんのです。
時に、酔ってボロを出し過ぎる人と同席すると、こっちは飲んでもいないのに気分が悪くなるし。世の中には、変な打ち明け話が好きな人っているのですよね。飲むと話さずにいられない、的な。その内容がグロい場合、聞かされる方は辟易とするわけだ。
そういう打ち明け話は、どこかのバーで見知らぬ人にしたほうがいいぞぉ〜。なんて思った経験、皆様もあるんじゃありませんか。
酒は飲んでも呑まれるな！

スリランカはルピー。今のレートは凄く安いらしい。
現在、円が世界最強通貨になっていますから、どこの国でも安く買い物ができるようです。
一時期、ユーロは180円くらいしましたからね。今は105円くらいですね。誰かが「ユーロもドルも、本来の価値は100円であると」と言ってましたが、その通りになってきました。ドルにいたっては80円以下ですからね〜
輸出企業にとっては、とんでもなく困った話です。
しかし、海外旅行をする身には。嬉しい〜
ドル建ての国々ではドルに比例してレートが下がるわけで、円ならたくさん買えます。スリランカンルピーも。
一週間の滞在で、スパイスやお茶などトランク一杯に買うとしても、空港で1万円換金すればよいでしょう、と旅行会社に言われました！
免税品も安くなっているのでしょうか？
今は海外では買い物天国かもしれませんね。
しかし、スリランカの空港では、買い物に関しては多くを期待できないかもしれません。今回は経由なしですし。インド方面行く時は、シンガポール、クアラルンプール、香港経由が多く。どこもハブ空港として、免税店ブランドショップが揃っているのですが。。
今回は直行便。残念。余計な散財をするなということでしょう。
紅茶を一年分、買ってきますよ。ヌワラエリヤ、ウヴァ、ディンブラを。ルフナとラトナピュラも。
スパイスもホールスパイスを各種。
楽しみですねぇ。

来月の渡航を控え、スリランカの情報収集中。
私は十把一からげにインドの眷属扱いをしていますが、一応独自の文化の発達したエリア、ということらしいです。北インド文化を背負うシンハラ人と南インド文化を背負うタミル人がミックスして現代スリランカを形成しています。
シンハラとタミルといえば、2009年まで続いた壮絶な内紛をイメージしてしまいますが、一般人のレベルにおいては、それなりに仲良く暮らしているようです。
分かりやすく言えば、例えば大島に北海道人と沖縄人の一部が移住して、一つの国として独立して、激しい主導権争いをしつつも、双方の習慣を保ちながら共同生活しているような感じです。
食生活もミックスしているようで、私はスリランカといえば南インドのタミル料理がメインにあるようなイメージをもっているのですが、実際にはシンハラの料理も多くあるようです。それがどんなものか。興味深いですね。
日本の鰹節のようなものを使った料理があるらしいので、どんな料理なのかー、その核心に迫ってきたいと思います。
今回はコロンボで家庭料理を習ってきます。
いつものことですが、あちらのレッスンは適当ですから、英語版のレシピ集も買ってこなくてはいけないと思っています。
アレンジをしてくれた会社によれば、スリランカはインドの田舎みたいな雰囲気で、治安も比較的良く、旅行はしやすいでしょうとのこと。
ただし、公共交通機関がまったくないも同然、路線バスしかないらしいので、個人旅行の場合は車を雇わないと効率的な旅行は不可能らしいです。しかも、道路が整備されておらず、腰が悪い人や車酔いする人にはキツ〜イ、ガタガタドライブ旅行だそうです。
そして、手配車は間違いなく日本やその他の国から流れてくる中古車だそうです。壊れたら代車を速やかに用意するのが、その会社の売り？だそうで。そんな簡単に壊れるんかい！と突っ込みどころ満載な。
何だかな〜、いかにもインド圏っぽい話ですよ。
いいけどね。
さて、楽しみであります。

写真がフランスの羊で失礼。
羊ちゃんです。大きいのから小さいのまで。フランス人もインド人も大好きなお肉ちゃん。
あ、なんか。かわいそう。ね。ふわふわしてるし。
はっきり言って、日本人の半数は好まない肉です。カワイイ見た目のせいではなく、単に風味にクセがあるから。流通量はクジラや馬よりマシな程度。
私としては、手軽に巷のスーパーや肉屋で買いたいのですよ。しかし、我が東急には、あってもラムチョップ。お隣西小山のサミットでもラムスライスという２００ｇ程度の薄切りパックのみ。しかも、ほんの少量しか扱っていない。夜には売り切れです。
仕方ないから、大量に使う時は都立大学のハナマサまで行くか、通販を利用しています。
ところで、我が教室のレッスンメニュー、基本〜ＳＰクラスのどこを探しても、ラム料理はありません。
何故か。それは、教室初動期のメンバーにラム苦手ちゃんがいたからです。
よって、ラム料理は研究クラスから。成羊のマトンじゃなくて、子羊のラムです。
気になるラム料理の回があれば飛び入り参加してくれても大丈夫ですよ。
個人的にはべジ料理に興味が強いので、羊ちゃん達にはあまりお目にかかろうと思わないですね。
でも、フランス料理店で食べると、やはり「おいしひ」と思います。フランス料理の羊料理は美味しい。ナバランとか子羊ローストとか。好きですね。
もちろん、我らがインド料理の羊料理も美味しいですが、インド料理の場合、羊の羊らしさを、強烈なスパイスでもって、これでもかーこれでもかーとイタメツケテしまうので。もう、それなら赤肉だったら羊肉じゃなくてもいいんじゃないの？と思うこともありますね。
スパイスは肉のクセを抜くのです（完全にではないけど）。だからこそ、ラムカリーは別次元で「美味しい」のかもしれませんが。スパイス煮である「カリー」であることが重要なんですね。癖の強いマトンを使うなら尚更、カリーの意義があるでしょう。
大航海時代、ヨーロッパ人は肉の臭みを抜くスパイスを得るために、船でインドや東南アジアまで遠征したのです。金と同じ価値があったという時期もあるのですよ！砂糖も同じく。信じられない〜。
現在の金の価格ＵＰは異様じゃないですか？
できるものなら〜タイムスリップで交換しにいきたいですね！

昨年度から当教室の「女性限定の原則」が二転三転しております。お騒がせして申し訳ございません。
本日、ついに皆様の意見がまとまりました。
今後、男性の参加者は基本的に「ご紹介制」となります。教室メンバーのご家族ご友人、またその関係者など、関係は遠くてもいいので、どなたかのご紹介でご参加いただけることになります。
何故、外部からの男性参加を無条件で認めないのかと申しますと、こちらは雰囲気が重視される基本サロンスタイルの教室だからです。
サロンって何じゃい！と思われることでしょう。教室には大きく分けて2種類ございます。１つは大人数を対象とした実務的なレッスン、もう１つは少人数制の会話重視のサロンスタイルです。
こちらは実際には折衷形式です。レッスンは実務的な内容で完全実習型なのですが、雰囲気はサロンスタイルで、最大６名の少人数制です。話題は様々な分野に及び、女性的なコミュニケーション能力が不可欠です。
ガールズトークを黙って聞いているのが苦痛にならない男性でしたら、楽しめることと思います。
レッスン内容は大変に実用的です。ご家庭での再現性も高く、試食以外に自分で作ったお持ち帰りもありますので、費用対効果にシビアな女性たちにも大変好評です。
紹介以外の方は、ご家族やご友人の女性とご一緒にお申し込みください。紹介と同じ取扱いにさせていただきます。
以上、ご了承いただきますよう、お願いいたします。

私達姉妹が10代の頃、夏休みになると我が家には様々な国籍の外国人がホームステイをしていました。その中にインド人は3人含まれます。皆、政府の招致で来日した本国におけるエリートです。
北インド出身のニハリカ、東インド出身のムニマ、南インド出身のアニラです。気が合うかどうかは相性の問題で、彼女達が帰国後、姉はニハリカと交流を続け、私はムニマと親交を深めました。
当時ニハリカはデリー大学の学生でしたが、以後、通訳のアルバイトや仕事で10回以上来日しています。日本語と英語を操る秀才で、国際関係を専攻しており、岡崎研究所で働いていたこともあります。現在は韓国系アメリカ人と結婚しアメリカに住んでいます。
当時ムニマは駆け出しのジャーナリストで、現在はライターとして女性問題と人権問題を専門にしています。ITマンと結婚し、現在はダッカに住んでいます。
この人々は大変にクレバーで、一般的なインド人とはかなり違っています。エリートは世界中でそれほど見識に違いはないといいますが、まさにその通り。情報通で、偏見に染まることもなく、客観的に自分達と世界を捉えています。
しかし、ニハリカはアメリカ的な感覚が強く、野心家でした。インドを若干見下したところがあり、才能のある人間はインド国内には留まれない、というようなことを言っていました。
一方のムニマは国内事情の悪さをよく理解しながらも、ジャーナリズムの力で良き変化を起こすことを願っていました。貧困、差別、悪しき習慣、宗教対立など、インドは様々なヘビー級の問題を多数抱えています。
この二人は対照的ですが、実際にインドのエリート層はこういった2種類の傾向に分かれるようです。
初めの頃、私はこの人達との交流を通してインド人を理解したつもりになっていたのですが、その後の複数回のインド旅行やその他のインド人と接触するようになり、認識を改めるようになりました。私は、いまだに、インド人のことはほとんど理解できていません。
一般的なインド人、というものは、実は存在しません。東西南北で大きな違いがありますし、階級や教育によっても全く異なります。ニハリカ達のようなエリートは、高度な教育を受けた特別な人々です。
インドの巷のホテル、レストラン、ショップ、ガイドさん達など、いわゆる一般的なインド人は、時に、宇宙人のように思えることもあります。「もう二度と行かない」とインドアレルギーになる人の気持ちも少し解ります。
多彩であるということは、良いのか悪いのか。
インドの言語は３０以上ありますが、実質的な公用語は英語です。ですから、ほとんどのインド人は自分の母語と英語を使えます。
さて、そこで問題。そこが、問題。
本日のお題です。
日本企業の現地への工場の進出について話題になったとき、私は何気なく、その某企業が日本国内の社内公用語を英語にして話題になっている、というような内容のメールをしました。
日本人同士が英語で話すということに、インド人もびっくりでした。母国語が同じなのに？？ってことらしいです。インドは言語が違う場合が多いから、お互い英語を話さないと仕事にならないし、資本も欧米系が多いから、社内で英語は必須なんですね。
でも、日本は？しかも社内公用語を英語にした某企業は、外資ではなく生粋の日本企業です。社内の外国人従業員は日本人より断然少ないし、社長が日本人なのに敢えて英語とは。おー、変なの。気遣いのある日本人ならでは「オモテナシ」なの？と聞かれました。「おもてなし」のニュアンスが少し違うんですが・・・
インド人に言わせると、本来は偉い方の言語が優先するそうです。ボスが日本人なら部下が日本語を覚えなくてはいけないそうです。ボスが、格下の取引先や外国人スタッフ達のために社内で、日本人同士でも英語を使わせるなんて、すごい心遣いに映るようです。
でも日本人は英語ができないのを悪いと思っている、恥ずかしいとさえ思っているのよ、と言ったらば、できないなら通訳を雇えばいいじゃない。欧米のトップはみんな、プロの通訳を同席させるわよ。せいぜい自分達は「ナマステ」「ニーハオ」「コンニチハ」「ボンジュール」「オラ」くらいよ、と。でも彼らは尊大で、それを悪いなんて、夢にも考えないわよ。だって、車屋さんは車を作るのが仕事、保険屋は保険を売るのが仕事、通訳は言語を繋げるのが仕事でしょ？みんな自分の仕事すれば、それでいいじゃない。
このように、私達、日本人の気持ちは理解できないのですよ。私達は自分達が上の立場の場合、日本語を通すのが当然なんて思いませんものね？小さい頃、国際化って英語を話すことだと思ってませんでした？だって、常に英米を最優先する日本ですから。
ま、とにかく、母国語を日本語とする日本企業の日本人社長の日本人社員同士の、社内公用語英語化、は外国からは少々面白おかしく思われているところがあるようです。「ベンガル語じゃダメ？」って。
多国籍のビジネスシーンでは英語を常用するのは当然です。だって、そうしないと仕方ないから。しかし、必然性が見当たらないのに、日本国内でそうするには、何かの理由があるのですよね。
私は、それについては各企業の真意が分からないので、テキトーに答えておきました。
思うに「コスプレ」好きだからじゃないの？本当の自分達じゃない「もっとカッコいい」自分達を求めて装っているのよ。でも、「カッコいい」と思っているのは、自分達だけなんだけどねーー。良識のある日本人は「コスプレ」などはしないのよ。って。
もちろん、英語は大切だと思います。例えばインド人と個人的に交流するには最低限の英語が使えないと不可能ですからね。日本語のできるニハリカみたいのは別格として。そうか、確かに、みんなが日本語を話してくれたら、日本人は楽できますね？ということは、英語圏人って、世界ではお気楽に過ごせているのね！
ちょっと想像してみようか。
もしアメリカのある企業が、ある日社内公用語を「日本語」にしたら。たどたどしい日本語が社内を飛び交い、マーティー・フリードマンやデーブ・スペクターみたいに喋れる人が昇進していく。すごい！！でもアメリカ人なら「馬鹿みたい！こんなん合理的じゃない！」って大反発あるだろうな。
外国人とメールしていると面白いですねー。何とも思わないことでも、客観的に眺めるチャンスがあるから。

インドのオシャレにメへンディというのがあります。手や体にヘナで染色するのですが、一度これをやると、3週間くらい取れません。
私はうっかり描いてもらって、帰国してから大変でした。こんなに落ちないものとは思わなかったので。手のひらだったのが不幸中の幸いで、会社などでは隠して歩いていましたね。当時はまだ開業前の給与所得者だったもので。
以来、インドに行っても絶対にメヘンディはやりません。強く勧められますが、断固として断ります。強情な女子と思われましてもね。
郷に入っては郷に従えというけれど、こういう習慣は日本では異様。帰国した後のことを考えると、普通のお勤めの社会人は、興味があってもやめた方がいいです。腕とか見えないところならいいかもしれませんけど。
しかしインド人は、何につけても押しが強いです。負けちゃう日本人が多いですが、後で悔しい思いをしないためにも、毅然とした態度が重要です。
いいですか、インドに行ったら、日本では「感じ悪い」くらいに毅然としていて、丁度いいんですよ。
一般的なインド人の性格は、日本人と正反対。謙虚さとかはないですから。図々しさはあってもね。
こんな事実は言わないでいた方が賢いし、皆様も知らない方が幸せかもしれませんが、日本人が苦手と思っている中国人より、インド人の方が10倍難しいと思います。インド人と比べたら中国人なんてレイジーで見栄っ張りな憎めない隣のオジサンくらいのもの。インド人はクレイジーな宇宙人だと思うことでしょう。
だから今後、より経済的に交流が進んで、インド人を知る日本人が増えたら、インドのイメージは変わるかもしれません。確実に悪い方に。今くらいの、神秘の国でちょうどいいんだけどなー
ついにEPA発効したらしいですよ。
人の良い善良な日本人の性格のまま、インドに対応したら、相当なめられますから。抜け目なく立ち回って欲しいですね〜。「私なんて〜日本なんて〜」という謙遜は外国では、特にインドではNGワード。「私はこれだけ凄いのだ、だからアナタは私と手を組めばお得なのだ」と傲慢に言い放つ方が好印象なんですよ。
日本とは常識が違います。いらないものは「いらない」やりたくないものは「やらない」欲しいものは「欲しい」と、きっぱり言わなくてはいけません。うやむやな態度をするとゴリ押しされて見下されます。
この夏インド旅行するY様〜どうぞ気を付けて行かれてね〜押し売りと痴漢に要注意ですよ〜

今月の東急沿線のフリーペーパー「サルース」に、当教室一押しの目黒のスパイスショップ「マヤバザール」が掲載されております！沿線の方、是非お仕事帰りにでも駅でもらってくださいね。
オシャレな他のスパイス店に混ざって、堂々センターでの紹介ですよ。驚き。決して、決っしてオシャレでもなければ入りやすいとはいえないお店ですが、その実力とローカルさにスポットが当たったということでしょうか。
目黒駅から3分くらいの場所にありますので、南東京エリアの方には大変に使いやすい店です。
お店のオーナー（インド圏人）は日本語がお上手で対応も非常に親切ですし、直輸入のスパイスはエクスポートクオリティの上モノ。お値段も大変にお安くて、マジにインド料理を勉強すると決めた方には、ここでスパイスを一揃えすることをおススメしています。ちょっとやりたい、程度の方にはカルディや成城石井をおススメ。
北東京エリアの方なら他にも大津屋さんなどありますから、あくまで南東京にお住まいの方におススメするお店です。本場グロサリーの雰囲気抜群、写真で見るよりディープなインド色漂っております。
インド料理を勉強される場合には、自らスパイスショップへ出向くことはマストと思われます。色々なスパイスがあるということが目で見て分かりますし、その中の何をどのように使っていくか、自分好みのスパイスはどれなのかというのも次第に分かっていきます。
私も自分が好きではないスパイスはレッスンで使用していません。他では見るのにうちのレシピで見かけないスパイスがあったら、それは私が苦手なスパイスと思ってください。
ちなみに私はチャッツネは好きなものが多いですが、アチャール類は苦手です。せっかくの料理が台無しの気分に。。特にマンゴーアチャール（漬物）が苦手ですね。っていうか、嫌いです。インドでインド人の友人とその親族のレディーsに、青いマンゴーの漬物がどんなに素晴らしいものであるかを、様々な現物を並べられ、食べさせられ、耳元で懇々と説きつけられたことがあり、もしかして美味しいかも？と自分に言い聞かせてみたものですが。自分を欺くことは長期間は難しい。やはり苦手は苦手なのね。すみませんね！
このように、スパイスからして各人の好みは千差万別、多様性に溢れたインド料理ですから、ご自分が快と思えるものだけ受け入れましょう！
よってオリジナリティが出来るわけです。何でもありのインド料理万歳。

こちらのレッスン中に流れるBGMはクラシックと決まっております。クラシックは思考や行動の邪魔をしないので作業中の音楽としては最適です。ちなみに、インド音楽は好きではないので流しません。
で、実は、個人的にですが、インドにはショパンが一番と思っております。えー！？って言われますけど。
それには深い理由がある〜
インド国とインド文化に傾倒していった高校生の頃、インドの勉強をしながらショパンを聞いていることが多かったのです。何気なくですよ。その頃、ショパンが好きだったので。偶然のことでしたが、これによって恐るべき刷り込みがされてしまいました。条件反射が起きるようになってしまったのです！
ショパンを聞くとインドを連想するのです。今でも治りません。ショパン＝インドです。
フランスの勉強をしている時にかければよかったですね〜それなら正解なんだから。ガンディーじゃなくて、サンド読みながらかけていればよかった！！

ついにスリランカ旅行の計画に着手しました。秋の頃、目的は紅茶園と南インド料理です。あと、輝く島に相応しいお買い物。って言えば！！？
意外に取扱い業者が少ないですね。私の旅はいつもオーダーメイドなので、この偏狭なオファーをどこまでアレンジしてもらえるか。わかりません。
スリランカには知り合いがおりませんので、旅行会社に頼らざるを得ないのです。行き当たりばったりとか、バックパッカー的気まま旅は、私には不可能。
まず、いつものことではありますが、旅行期間が短すぎる。それなのに目的が多くて深い。よって、現地では一秒も無駄にできないから、日本から全てを完璧に手配していきます。旅行会社としては大変に面倒なタイプのな客と思われます。
今回は一般的な観光地はスルーして構わないと思っています。茶園で茶摘みや製茶体験をして、スリランカ料理を習えれば、それでよしとします。
気が重い飛行機はダイレクトで、つまりスリランカ航空ですね。エア・インディアやビーマン・バングラデシュの記憶が甦りますが。。似ている予感。。
航空会社がどこであれ空の旅の不快さに甲乙はないのですが。若干、軽減される会社もありますね。最も好ましかったのは、世に評判の高いシンガポール航空でした。世間のランキングというのは、ことサービス業に関しては間違いないです。
でも、選べる時には日系を選びます。せめて飛行機の中は日本であって欲しいのです。気休めですけど。どちらかと言えば青チームの方が好印象ですね。
最悪なのは前出のビー●ンでした。次点がインディ●です。どちらも絶対的におススメしない！！でも皆様には朗報、ビーマ●はもう成田には就航していないはずです。
デリーやムンバイに行くなら日系に限りますね。
今度乗るかもしれないスリランカ航空、直行便はこれだけなのです。直行でないと、体が辛いし。もし変な航空会社だったら、スリランカ旅行は最初で最後になるかもしれない。悔いのない旅程を組まねばと思います。
ちなみに、私は高齢でパワーがなくなったら、もう海外には行きません。長時間の空の旅には耐えられないと思うから。だから若いうちにね〜
飛行機が嫌だと愚痴るのは、海外に行く前の、いつものお約束ですが。
ドラえもんはまだいないの？

本日は目覚めが悪く、ジムの午前中のヨガクラスに出ることができませんでした。その代り、その後の気功クラスに出ましたが、やはり私にはヨガが向いているようです。気合い入れていかねば。
週に3回はヨガクラスに通うように努力しています。おかげで肩凝りが軽くなっています。有難い。続けよう。
世界的、というか先進国で最もメジャーになったインド文化は、ヨガではないかと思います。インド料理は別としてね。料理は固有文化の中では最も伝播しやすい媒体ですから、別格にしておきましょう。
ヨガに対する意識の変貌ぶりには驚愕。15年前の日本ではオ●ム真理教をはじめとする自己啓発系サークルの活動の一つと思われていたフシがあったけど、今ではフィットネスジムの主要プログラムの一つになったじゃないですか？かつてのジャズダンス並みの取り入れられ方ですよ。ジャズダンスはもうないけど。。
ここ10年の間に、欧米でブレイクしたのが大きいですね。あと、どんな人でも気軽にできる、しかも効果的ということが、日本でもこんなにもメジャーになった理由ではないでしょうか。欧米のフィルターがかかってオシャレなワークアウトに変身したわけですね。
何でもいいから、もっと日本にもインド文化が浸透してきたら面白いと思うのですよ。インド映画が流行るかと一瞬思った時もあったけど、踊るマハラジャ？スラムドッグ？本当に一瞬のブレイクで終わったしね・・・日本人には濃すぎたのね〜。実を言えば私もインド映画は苦手なんで。。
でも衣装とか。インドの伝統的なデザインとか、素敵だと思うので、もう少しそういうパターンを日本のファッション界も取り入れてみたらと思うけど。どうも、まだ方向性が違うのかしらね。。
東アジアの文化は大分一体化してきたから、韓流華流に飽きてきたころには、インドが来るかしらね〜。あ、その前に東南アジアがあるか。。その次？中東よりは先にインドが来るはずだから、気長に待ちましょうか。
それとも、欧米経由で飛び級する次のインド文化を待つか！？What'next？

写真はラージガート、デリーにあるマハトマ・ガンディーのお墓です。えーガンディーって誰？って感じかもね。川の名前でもエジプト人でもないからね！
ガンディーはインド独立の父でーす。独立？はあ？って思った方もいたりして？あのね、インドは最初から一つの国だったわけではないんですよん。
第二次世界大戦の前、インド亜大陸は長くイギリスの植民地でした。戦後、宗教でインド（ヒンドゥー）とパキスタン（イスラム）に分かれて独立したのです。
世界史やってないし〜ピンとこない〜っていう方もいるかな。では、非暴力不服従って聞いたことないですか？街頭デモ！ハンスト！座り込み！とか。あれらの元祖、が、ガンディーさんです。暴力を使わずに、徹底抗戦するという新しい戦法なんですね。それで世界的に有名な歴史的指導者になったのです。
現代のインド人にとってガンディーは偉大な存在です。そのためかラージガート内部はインドとは思えないほど、美しく整備されています。こんなに清潔にされている観光地は他になかったです。インド人にとって聖域なのでしょうね。
でも、ガンディーさんは日本人には馴染みが薄いかもしれませんな。戦時中に活躍していたインド人ですから、その頃の日本は自国の戦争で精いっぱいでしたからね。ガンディーさんはそんな日本に対しても憐れみの公的な宣言をされているのですよ。知ってる？
1942年に「すべての日本人に」というタイトルで発表されました。有名な文言です。長いから詳細は割愛。ワード検索すれば出てきます。
単純に言えば、暴力では何もなされない、という内容でした。帝国主義の野望は潰えるという予言のようなもの。欧米列強と肩を並べるにはそのやり方では駄目よん。って仰ったの。今読めばなるほど〜ですけど。
当時の日本は絶対に耳を貸すような内容ではなかったですね。でも、戦後の日本は武力を放棄した（？）平和主義憲法のもと、ある意味ガンディーの唱えるやり方でかつての欧米列強と肩を並べ、経済力ではアメリカに準じる位置につきましたね。だから、案外、ガンディー思想への共感はあるのではないかと思うのですが。
それにしてもインドは極端ですよ。こんな歴史に残る平和主義を掲げたリーダーを排出しながら、そのリーダーを暗殺したのはヒンドゥー過激派。人間も思想も多様性を極めるということでしょうか。単一的思想をしがちな日本とはまさに対極。ま、当然か。面積も人口も規模が違いすぎるものね。
最期は暗殺者に「あなたを許す」というジェスチャーをして亡くなりました。徹底的な平和主義者のパパガンディー（インド人の好む呼称）でした。
そんなガンディーさんに興味が出たら、デリー訪問ついでにラージガートに是非お立ち寄りを！

ご迷惑をおかけいたしました。HPの移植が終わりまして、新しいPCから更新ができるようになりました。
以前のダイナブックは４年弱使いました。梅雨から夏のシーズン、ネットに繋がらない以外に問題はないので、買い替えは惜しい話なのですが、この情報化時代にネットに接続できないのは、現代のPCとして致命的な欠陥だと思います。
ここ数年、この時期はPCのために２４時間冷房をつけっぱなしで、電気代もばかにならず、効かせずぎた冷房で体調も悪くなるし、本当にイライラさせられておりましたので、余計なストレスがなくなってよかったです。
今回のLa Vieは新品ですが４年前のダイナの四分の一の価格だったのです！何て安くなったのだ！
とりあえず古いダイナはバックアップ用として、邪魔だけど置いておくことにします。
５年は使いたいですね！今度こそアタリPCでありますように。。。